なぜ、本を読まないとアイデアが思いつかないのか?
今回の例で言えば、別に本に載っていることを講演で話しているわけではなく、元々持っていたプレゼンの知識を形を変えてお話ししたことになります。
「ならば、本を読まなくても、最初っから講演内容は作れたんじゃないの?」そう思ってしまうのですが、不思議とそれができないんですよね。というのも、脳みそには刺激を与えないと、なかなか機能してくれないから。
本はインプットのためだけのアイテムではなく、アウトプットのための刺激剤にもなりえるわけですね。机の前で、うんうんと悶えていればアイデアがわいてくるという話ではないのです。そこには外部からの刺激が重要。そのために書籍などを使うと良いということです。まぁ、別に書籍以外でもよいのでしょうが。
今回は、アイデアの出し方として、ひとつだけをお伝えしましたが、また別の手法もいつかのタイミングでご紹介したいと思います。
◆関連ページ
ガイドコラム『ブックレビュー アイデアの作り方』
名著の中に記された、シンプルな「アイデアの作り方」とは?