拙速で得られる信頼とは?
拙速を心掛けることで得られることは、労力を減らすことだけではありません。より本質的なメリットは、クイックレスポンスなんですよ!つまり、接触相手に対して、相手の期待を上回るスピードで返事ができるということ。たとえば、お客さんを訪問して、後日企画書を提出することになったとします。お客さんは「まぁ、一週間以内くらいに届くかな」と思っているところで、翌日にはメールボックスに企画書が届いたらどうでしょうか? その早さに良い意味で驚いてくれるはずです。
こうしたことを実現するためには、企画書がシンプルで短時間で作れるものである必要があります。分厚い企画書は作るのに時間がかかることはもちろんのこと、それに取り掛かるための心理的なハードルも高いはずですから。
シンプルな1ページ企画書ならば、比較的軽い気持ちで取り掛かれるので、出来上がりの時間も早くなります。
メールも5行でよいので、すぐ返す
同じようなことが、電子メールでも言えます。大作メールでのレスポンスはいらないから、数行だけでもすぐ返して欲しいと思うもの。私も100%できているとは言いませんが、とても大事なことだなとは思っています。こうしたことが身につくと、仕事のスピードはだいぶ上がるのではないかと思います。もちろん時には巧遅が求められるシーンもあるでしょうが、常にそれでやってしまっているとしたら、考えていただけると良いと思います。
All About「プレゼン・企画力を磨く」関連記事
■「話し上手だな~」と思う有名人ベスト10
■企画書とプレゼン資料は全然ちがう!
■企画力を磨く「プチ企画発想」