この春、桜の花に迎えられ新しい環境でスタートをした人も多いはず。やはり一番気になるのは人間関係ですね。今までと違う場面に戸惑うこともあるでしょう。そこで今回は、コミュニケーションに大切な会話力をアップするヒント、話しベタを克服するための5つの力と身に付け方をご紹介します。

話しベタだと悩まないで
5つの力で、あなたの話し方をチェック。意外なクセに気づくかも。
■会話力をつける5つの力
1. 話題を創る力(1P目)
2. 相手を理解する力(1P目)
3. 話を聴く力(2P目)
4. 基本を突きつめる力(3P目)
5. 試行錯誤を繰り返す力(3P目)

1. 話題を創る力

話す話題がないことには会話になりません。話のネタを持っていることが必要になります。それには、あなた自身がネタを探し、いざという時に話題に出来るようにしておくことが重要です。

ネタを探すには、自分の周りの出来事、社会の出来事などに意識を向けることが大切。新聞・雑誌・サイトで最新のニュースや気になる話題などを入手しておくのもいいでしょう。ネタとして使うときの注意として、ただ情報を言うだけでなく、必ずあなたの感想や意見を用意しておきましょう。
「昨日の新聞に○○○○だって載っていましたよ」
「へ~そうなんですか」
「そうです…………」
となると、会話になりませんね。
情報は会話のきっかけや入り口として重宝しますが、その話から展開していくためのイントロダクション。
相手が反応したあとの話をどうしていくかを考えておく方がいいでしょう。

実際に見たり聞いたりした体験からの話は、あなただけが話せる貴重なもの。日頃から意識して使えるネタとして用意しておきましょう。
「テレビのニュースで入社式をみたけど、今年はたくさん採用されているんですね」
と言うよりも
「今日、電車の中で新しいスーツを着た新入社員らしき人をたくさん見ましたよ。去年より多いようですね」
と言うほうが、あなたが観察してきた体験をもとに実感することが出来ます。

実感できたことは、記憶に残ります。ということは、あなたの話が相手に残るということです。はじめはギクシャクすると思いますが、慣れれば話している話題の中から更に広げていくことが出来ますよ。

2. 相手を理解する力

相手を意識して理解しようとする気持ちがないと、うまく会話は進みません。話すことはコミュニケーションのひとつ。会話する相手をわかりたいという気持ちは大事なポイントです。

話は相手の興味のある事から話していきましょう。自分の話をベラベラと話しても、聞いている相手は面白くありません。誰もが「自分の興味のある話」でないと聞いていても楽しくありません。以前の記事「話題豊富な会話術」でもご紹介したように、相手の興味あることを見つけるための情報収集が大切。はじめは相手の周りの人からリサーチするのも効果的です。
たとえば、社内に野球好きの先輩がいたら、軽い会話なら野球の話からするのがいいでしょう。相手の強みなども知っておくと、「○○が詳しいんですってね!」と、話題のひとつとして広げることが出来ますね。

専門用語や業務で使っている言葉など、知っているのが当たり前だと、つい使ってしまう言葉がありませんか? あなたが日常のように使っている言葉でも相手にとってははじめて聞く言葉かもしれません。それを説明せずに会話を続けてゆくと、相手は話をしたくなくなってきます。よくやってしまいがちなことなので充分に注意しましょう。

そして同じように気をつけなければいけないことが、お互いが使っている言葉の意味の違い。日本語だからといって同じ意味とは限りません。以前の記事「話すだけでは伝わらない! 会話のトリック」でもご紹介しましたが、お互いの価値観で使われる言葉は、トラブルの原因にもなってしまうので注意しましょう。

話しているときは相手の反応をよく観察していると、ちゃんと理解しているのか、いないのかがわかります。どのタイミングで次へ話を進めたらいいかも読めるようになりますよ。

次のページで、3つめの《話を聴く力》をご紹介します。