ビジネスシーンでは営業先でのちょっとした会話、またプライベートでは初めて会った人との会話など、さりげない雑談が必要になる場面がありますよね。こうした雑談が苦手、という方は多いようです。
 
雑談力のトレーニング法

雑談力のトレーニング法

 

雑談力が相手との距離を縮める

雑談力を高めるために、仕事以外の話題を持ちましょう

仕事以外の話題が豊富な人は、人柄がわかるので信頼されやすいもの

 
 
 
客先で雑談が盛り上がらず、すぐに仕事の話をしてしまう、ということはないですか? またパーティで紹介された異性に、仕事以外の話をしなければ! と焦るあまり、何も話せなかったという人はいませんか?

仕事以外の話題だと、言葉がつまって話が出来ないのはなぜでしょう?

それは予測が出来ない会話だからです。

仕事の場面だと、ある程度は相手がどんなことを言ってくるか予測したり、事前に話題を準備しておくことも出来ます。ところが、それ以外の話題は相手のことをよく知っていないと何を話すのか、相手が聞きたいことは何なのかわかりません。そんな予測不能な会話に対応していくところに難しさがあります。

仕事以外での会話をさりげなく出来る人は、人柄が会話から垣間見えるので相手から信頼を受けやすくなります。以前の記事「クリスマスを10倍楽しむ自己紹介」でも触れたように、相手がどんな人なのかがわかると、好感や信頼感が生まれます。話題が多ければ多いほど、たくさんの相手との会話が弾み、自分を売るチャンスも多くなります。相手が興味のある話ができると、相手も打ち解け距離がぐっと縮まります。
 

得意ジャンルから話題を広げよう

ではどうやって話題を増やしていけばいいのか、考えてみましょう。

相手が聞きたい話は、仕事のことでも、あなたの得意ジャンルでもない場合があります。その為には自分の興味の幅を広げておきましょう。「興味がないのでその話題は話せません」では会話が進みませんよね。普段から仕事以外のことにも興味を持つようにしましょう。

でも、いちばんはじめやすいのは「自分が興味のある分野」。誰でも興味があることは楽しそうに話しますよね。スポーツが好き、車が好き、音楽が好きな人と、興味あるジャンルは様々ですが、自分が得意なことはより深く話せるようにしておきましょう。テレビ番組のように「へ~」と言わせられる話が出来れば、相手はあなたの話に興味津々です!

興味の幅を広げる一番簡単な方法は、「得意ジャンルに関係する要素」を取り入れること。たとえば「旅行」に興味がある人は、訪れる場所以外に、人・食・店・乗り物・歴史……、というように広げていくと、話題が次第に増えてきますよ。
 

雑談のきっかけづくりに幅広いネタを

話題が多いほど、雑談が盛り上がる

話題が多いほど、雑談が盛り上がる


自分の興味がある話ばかりだと、相手によってはまったくかみ合わず、会話が続かないこともあります。仕事で会うような年代や趣味が違う人達、また異性だと興味を持つ事柄が違いますよね。

そこで、浅く広く知っている話題を別に用意します。相手から「そうですね~」といった「共感の言葉」を引き出せる話題を探してみましょう。

相手の興味を見つけやすいネタ、それは誰でもが知っているような、天気やニュース性の高い話題などです。「この人はこんなことに興味あるかな?」と相手のニーズを考えながら次々投げかけてみます。話題が多ければ多いほど、会話を続けるチャンスが広がります。

会話の糸口は自分から作って、あくまでも相手に話してもらうようにします。誰も自分が興味あることは喜んで話したいもの。相手が話しているときは興味深く聞きましょう。決して自分ばかり話していた、ということにならないように、相手と会話を楽しむことも忘れないでください。
 

体験談をネタにする

やはり自分が見て感じた体験談は貴重な話のネタになります。といっても、上手く話せるか相手が興味を持ってくれるか、不安になります。おもしろく聞いてもらうように話すためには、訓練が大切です。

ここでの練習方法は、
・ 毎週、職場で「1分間スピーチ」をする
・ 毎週、友達に新しい話題を話す
といったことあります。
「必ず話さなければならない。だからネタを集める」という状況を作ってしまうわけです。

プロのラジオDJは原稿がないことも多いので、とっさの時に話せるネタをたくさん用意しています。そうした人も、新人の頃は1週間にひとつのネタを探すのにも苦労します。でも、電車の中、歩きながら、映画を観て、本を読んでと、色々な場面でアンテナを張って、自分がどう思ったか周りの人はどんな反応をしているのかを観察しているうちに話題が増えていくのです。
 

いざ! というときに話せるために

雑談用のネタを使う時の注意点

集めたネタをいざ! というときに使うために大切なこと


一生懸命話しているのに「何を言っているのかよくわからない…」「ふーん……だから?」という顔をされた事ないでしょうか? これはネタを拾った時に、きちんと話をまとめていなかったことが原因です。

たとえば、「この前に観た映画を話題にしたい!」と思ったとき……。

「この前見た映画がとてもよかったんです。物語はね……、オープニングでね……」というように、映画をはじめから思い出しながらとりとめもなく話してしまうと、言いたいことがまとまらず、自分でも何だかわからなくなってしまいます。

まず映画を観て感動した後には、「これをどのように話そう」かと考えます。
長い映画の感想をまとめるのは難しいと思いますが、言いたいこと全てを語らずに、ひとつに絞ります。作品の内容はダイジェスト版にし、自分の感想は一言にまとめ、頭の中の引き出しに残しておきましょう。

雑談が苦手、話題が乏しいと自覚している人は、まずネタ探しを始めて下さい。

そして、自分なりの記憶の仕方を工夫して、整理しておきましょう。実は、プロも見つけたネタを忘れないように、小さな手帳にメモして残しているのです。ちょっとした準備や工夫で、あなたらしい雑談ができるようになりますよ!

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