文章:宇都出 雅巳(All About「コーチング・マネジメント」旧ガイド)

第一印象の重要性はご存知ですよね。あなたも自分が他人に与える第一印象には気を配っていることでしょう。でも、自分が他人に抱く第一印象についてはどうですか? ビジネスの成功の大きなカギが実はここに隠されているのです。 

ある二人の新入部員

部下を最初の見た目で判断していませんか?
あなたのチームに新しく二人の部員が配属されてきました。今日はその配属日です。

あなたが出社すると、新入部員の一人・山田さんはすでに出社していて、あなたが席に着くなり、すぐに挨拶にきました。服装もピシッとし、言葉もはきはきとしています。

もう一人の新入部員・田中さんは始業時刻ギリギリに部屋に入ってきました。髪の毛はボサボサ、服もくたびれています。一応、あなたのところに挨拶にきましたが、名前と一言「よろしくお願いします」といっただけ。

さて、あなたはこの山田さんと田中さんをどんな人だと思ったでしょう?

おそらく、山田さんに対して好感を持ち、田中さんに対しては嫌悪感を持ったのではないでしょうか? 

第一印象がビジネスの成功・失敗を左右する

「第一印象は3秒で決まる」

初対面の際、3秒もしくは、15秒以内ともいわれますが、とにかく短い一瞬の時間で、相手に対する第一印象が決まります。

その際、第一印象の大部分を決めるのが「見た目」と話し方。主に次に挙げたような要素が重要とされています。

●1:笑顔・アイコンタクト
●2:清潔感のある身だしなみ
●3:てきぱきとした振る舞い
●4:はきはきとした話し方

つい最近も、『人は見た目が9割』というタイトルの本がベストセラーになりましたよね。

第一印象はやがて先入観となり、なかなかそこから受けた印象は変わらず、その後の判断に大きな影響を与えると言われています。

だからこそ、就職活動中の学生、営業マンはもとより、多くのビジネスマン・ビジネスウーマンが、少しでも第一印象をよくしようと、服装や身だしなみに気をつけているわけです。

でも、ちょっと待ってください。逆になって考えてみましょう。こんなふうに見た目や話し方だけで決まる「第一印象」に、あなたの判断が左右されていていいのでしょうか?

本当に大事な「第一印象」の扱い方とは? 次ページへ>>