18時以降の会議を廃止
▲マクドナルドの店舗 以前と比べて高級感が増した |
「仕事と作業の区別が付いていないのかもしれません。作業ばかりで忙しい人は、原因は自分にあると思った方がいい。作業ばかりになっている原因を分析してなかったり、プロセスを改善する努力を怠っていませんか?」
多くのビジネスパーソンの時間を占めている会議。原田氏はアップル時代から18時以降は会議を入れないと決めている。
「仕事より大切なのは、個人の幸せや家族。深夜や土日に行う会議は、社員の能力を殺してしまいかねない」
スケジュール管理は秘書任せにはせず、すべて自分で判断する。秘書に詳細な指示を出し、「プライオリティーを考えてスケジュールを組むように」、「2カ月先は何パーセント空けておくように」、「私がじっくり考える時間を空けておいて欲しい」などとリクエストしている。
最も重要な指示は「『全社員の仕事が最も円滑になるように私のスケジュールを組むこと』。そう考えると私の秘書は、大変な仕事をしていると思いますよ(笑)」