キャリアプラン/キャリアプラン事例

趣味はドラム マクドナルド原田CEO(3ページ目)

日本マクドナルドCEOとして13万人の従業員をリードする原田泳幸氏。仕事にこだわるが趣味のドラムにも人一倍こだわる。人生を最大限楽しむ原田氏の時間の使い方とは?

執筆者:角田 正隆

仕事を忘れドラムを打つ

デイヴ・ウェックル
好きなドラマー「デイヴ・ウェックル」のCD
「社長はプロフェッショナルの仕事」と考える原田氏は、ドラムの演奏にもこだわる。そこで「仕事に役立つ面もあるのでは?」と聞いたが、基本的にドラムと仕事は無関係というスタンスだ。ドラムを演奏する間は何も考えない。スティックを握った瞬間、1人のドラマーになる。

向上心旺盛な原田氏は、時折、自分の演奏を録音して自ら聴いてチェックする。「ここは余裕がなくなっている。ここは頑張りすぎている」と反省を繰り返しながら、理想の音楽を追い求める。課題は「グルーブ感を持ってメンバーをリードすること」だという。

グルーブ感・・・音楽に乗った状態。その曲のリズムや雰囲気などが気持ち良く感じる状態。三省堂「デイリー国語辞典」

「複雑なルーディメンツ(ドラムの基礎奏法)にも取り組んでいるのですが、その目的は、シンプルなリズムでグルーブ感を出すため。例えば、4拍子を打って16拍子のように聴かせるなど、シンプルな方がよりグルーブ感が出るのです。フォルテシモ(極めて強く)の連発よりも、一発のピアニシモ(極めて弱く)を聴かせる方が難しいですね」

好きなドラマーはデイヴ・ウェックル。毎日のようにその演奏を聴いている。以前は4ビートのビックバンドが好きだったが、現在はクールなフュージョンや熱い血を感じるラテンを好む。その「“ドライブ感”がたまらない」という。

>18時以降の会議を廃止

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