そもそも「能力」とは何か?
「能力」はあくまでも結果論だ。まずは始めること。次に、習慣化すること。 |
英語でもパソコンでも、”習うより慣れろ!”という言葉の如く、行動を起こし、継続的な努力をしなければ、「能力」にならないものです。また、健康診断で悪い結果だったとします。気になる数値として、代表的な中性脂肪、コレステロール、γGTP値など、標準値を上回り、要検査などと書かれていた場合、通常は生活習慣を改善します。
例えば、”夜10時以降は食事を摂らない”とか、”万歩計で毎日最低1万歩”とか、”休肝日を週2日設ける”など、やばい!と思ったとき、何らかの新しい行動を決めて、継続的な努力をするものです。
1年後の定期健診の結果を見て、標準値に戻ったかどうかを確認し、必要に応じて、新しい行動習慣を策定します。これは健康維持管理能力における例ですが、能力開発とはこういうことなのです。
「能力開発」とはまず新しい行動を起こし、習慣化・定着化することです。そして、習慣化・定着化できた結果を「能力」といいます。
次のページでは、能力開発において様々な示唆与える「7つの習慣」について記しましょう。