情報はすべて手帳に集約!
▲仕事用(左)、プライベート用(右)の手帳。多色ボールペンで書き込んでいる。 |
「能率手帳」だけに、手帳のレイアウトは極めてベーシック。彼女はこの手帳に何を書き込み、大量の仕事を効率的にこなしているのか?
上村:左側の予定表には、会議や打ち合わせなど自分の予定や、セッティングした取材の予定、掲載誌の発売日・プレスリリースの予定日など、仕事に関するあらゆる予定を記入しています。右側のメモ欄には、今週やるべきタスクの一覧や記者の方の連絡先、電話メモなどを自由に書き込んでいます。
よく連絡先をポストイットに書いて、手帳に貼り付ける人がいるが、別メモにしてしまうとうっかり紛失してしまうことがある。広報という仕事柄、同じマスコミに別の企画を働きかけるケースもある。予定と共に記者の連絡先などをメモしておけば、取材の日時からすぐに連絡先を探し出せる。
無意識のうちに実践「3色ボールペン術」
写真を見れば分かると思うが、上村さんの手帳はとてもカラフル。
上村:同じ色のペンを使うと、確かに内容を見分けにくくなります。でも、意識的にそうしているのではなく、たまたまノックして出たペンが、その色だっただけです(笑)。
無意識的だったとしても、この「3色ボールペン術」が、手帳の使い勝手を高めているのは間違いなさそうだ。