キャリアプラン/キャリアアップの方法

就業後にできる自己啓発とは・・・

前号では、出勤前の能力開発を中心に考えてみました。引き続き、今回は就業後の自己啓発について考えてみたいと思います。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド

就業後はどんな自己啓発をすれば良いのでしょうか?前号「朝を制するものは人生を制す」では、朝7時出社、午後6時退社を提案しました。これで、就寝前に自己啓発に必要な時間が確保できます。習慣にするにはパターン化するとよいと思います。

1.まずは定期的な体力の維持管理を

成果を出すには心・技・体のバランスが重要。体力も意識して高めよ!
確かに、エグゼクティブであればあるほど、体力に自信を持っている方が多いです。能力と考える以上、きちんと時間を取り、強化をする必要があります。

忙しい中、どのように時間を捻出すればよいのでしょうか?

スポーツクラブに入っていながら、なかなか足が重く、時々サウナに入りにいく程度で済ませている人も多いです。食事が不規則になり、体重は増加の一方で、以前よりも10キロ以上も肥えてしまうことも。

まずは体力の維持管理の優先順位を上げ、何が何でも時間を作るようにしました。予め手帳に記入してしまうことです。火・木・土の週3回、夜7~9時というように。

これを習慣化するには、手帳に記入したその日の予定を出勤前や昼休みなど、折に触れて見ることです。1ヶ月も行うと、きちんとしたリズムができます。すると、行かない方が気持ち悪くなるのです。まずはストレッチ(10分)で体をほぐし、ランニング等の有酸素系運動(45分)を行い、代謝の良い体質に変えると良いでしょう。

その後、マシントレーニング(30分)などで筋肉をつけると太りにくい体質に改善されるでしょう。最後にストレッチでクールダウン(5分)を図り、サウナ(30分)等で汗を流せば、リフレッシュ効果もあります。このような時間割りで約2時間です。

3年に1回、体の浄化のため、伊豆で断食を行いますが、主宰している石原先生曰く、健康のバロメーターは「排出」にあるとのことです。汗を掻くことは健康上非常に良いことのようです。

お酒を飲む機会は仕事によって温度差がありますが、一般的に週2回連続した日を休刊日とするのがよいそうです。スポーツクラブを行った後はついついビールを飲みたくなりますが、ここは我慢のしどころです。僕の場合は週のうちで比較的頻度の低い月・火を休肝日としています。

次のページでは、人脈を拡げる方法について考えてみましょう。
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