キャリアプラン/キャリアプラン事例

伝説の予備校講師2(3ページ目)

カリスマ予備校講師・安河内哲也さんは、学生時代から塾の人気講師として活躍していたが、予備校講師という仕事を選ぶまで大いに悩んだという。道を開いたのは1本の電話だった―――。

執筆者:角田 正隆

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このアクションによって、安河内さんの道が開けました。安河内さんは書店に走り「予備校ガイドブック」を購入。全国300校の予備校に「自分には塾講師として、こうした実績がある。ぜひ雇ってほしい」という趣旨のハガキを送付しました。すると数校から返信があり、そのうち首都圏の3校で、講師として授業を受け持つチャンスを得るのです。

大学受験に重点を置いた「受験予備校」でも、大学4年生にして人気講師の地位を確立した安河内さんは、講師としての自信を一層深めます。反面、就職するか否かの選択に、ますます悩むようになったのです。

当時の予備校講師としての安河内さんの報酬は、アルバイトの域を出ていませんでした。時給3000円といっても、それが得られるのは講義をしている時間だけ。1時間の講義も入念な準備を行えば、実質的な時給はたった数百円になってしまうのです。

運命を変えた1本の電話

そんなとき、安河内さんに一本の電話が掛かってきました。それが安河内さんの運命を決めた、東進ハイスクールからのヘッドハンティングでした。

当時、新興予備校として優秀な講師の確保に力を入れていた東進ハイスクールは、安河内さんに現状をはるかに上回る高額オファーを提示。生活の目処が立った安河内さんは、ついに予備校講師になる決意を下したのです。

それから約15年。安河内さんは東進ハイスクールの成長とともに講師としての技術を磨き、人気講師として確固たる地位を築いたのです。

>講師はときに失言する。そんなときどうする?

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