リスク評価能力

リスク評価能力
オーナーシップ、コミットメントとリスク評価のバランスが重要だ
「自分で仕事をやりきるぞ! 会社に貢献するぞ!」という姿勢は非常に重要なのですが、このまま頑張ってしまうと、意外な失敗をすることがあります。それは、自分で抱え込みすぎるという失敗です。

会社で仕事をする醍醐味は、組織力を活用することです。ひとりの力では成し遂げられないことを、組織の力で成し遂げることが会社が存在する意味のひとつです。だから、自分で仕事をやりきるぞ! という視点と、自分が仕事を上手くやるために、組織をどう活用したらよいのか? という視点ももつようにしてください。この視点が持てるようになると、「仕事を成し遂げる」という目標を達成するために、自分の能力と、組織の能力を活用するバランスをとることができるようになります。

バランスがとれるようになると、上司や先輩への相談が上手になります。「この仕事どうやったらよいでしょう?」という漠然とした相談ではなく、「自分ではAとBができるが、Cができない。誰かCができる人はいませんか」と具体的な相談ができるようになるからです。

言い換えると、今の時点での自分の限界を客観的に見ることができ、できないところをリスクとして評価できる能力だということです。この能力が身につくと、上司や先輩は、皆さんに安心して仕事を任せることができます。責任感がある一方で、リスクを正しく評価し、相談に来てくれる部下だと信頼できるからです。

以上、キャリアをスタートさせるにあたり、まず最初に必要となる3つの能力についてお話をしてきました。

■オーナーシップ
■コミットメント

この2つは、仕事に対する責任感を持つために必要な能力です。

■リスク評価

これは、組織で仕事をする上で必要となる能力です。

社会人1年生の仕事は、毎日新しいことのチャレンジです。目の前の仕事をこなすだけで精一杯になったり、頭の中が混乱することがあるかもしれません。そんなときには、この3つの能力に立ち戻り、自分が上手くできているか振り返ってみてください。その繰り返しで、皆さんのキャリアスタートはだんだん上手くできるはずです。

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