「広報の仕事」とは?
▲広報は「人と人が接する仕事」 最近は取材を受けることが多いようだブログ |
乙部:私は今でも「広報のやり方はこうあるべきだ」というのは分かりませんし、他社の広報担当者がどんな仕事をしているのかも知りません。ただ広報というのは確実に「人と人が接する仕事」だと言えます。
その点、以前の客室乗務員の仕事と、本質は変わりません。相手に気持ちよくなっていただくために、まず笑顔が大切だったり、その後のフォローが欠かせません。取材していただいたから、それで終わりというのではなく、それを次にどう繋げてゆくかが大切だと思います。
―――別の箇所で詳しくお話お聞きしますが、御社は担当者に大きな権限を与える会社だそうですね。そこで入社当初の乙部さんは、どんな戦略で広報活動を展開しようとお考えでしたか?
乙部:当時は必死でしたから、戦略も何もありませんでしたよ。ただ記者の方には信頼していただいて、願わくはフランクなお話ができる関係が築けるよう努力していました。
―――入社当初と今では、仕事内容もだいぶ変化したのでは?
乙部:私が入社した当初、当社の社名は「オン・ザ・エッジ」で、全然知られていない存在でした。マスコミにお電話しても、対応が冷たかったり、なかなか記事に取り上げていただけませんでした。今は「ライブドアです」とお電話すれば皆さんとても優しいし、取材の回数も急増しました。
以前は取材の回数が少ない分、こちらで内容を全部チェックできたのですが、今では予期しないところで記事になっていたりとか・・・。苦労は尽きませんね。