キャリアプラン/キャリアアップの方法

20代でヘッドハンターになるキャリア(4ページ目)

あまり馴染みのない職業「ヘッドハンター」。そうそう簡単になれる仕事ではない。備海宏則氏はなぜ20代で、この仕事で活躍し、独立を果たしたのか?

執筆者:角田 正隆

ハイスペック人材を扱う醍醐味

未経験者が集って起業しました
―――なぜヘッドハンティングを手掛けるようになったのですか?

備海:やはり年収も高く、素晴しいキャリアを持つ方を相手にするのは、キャリア・コンサルタントとして醍醐味があります。

以前の大手登録型の人材会社にて「エグゼクティブチーム」を立ち上げ、リーダーとしてチームを率いていた時期もありましたが、やはり登録を待つ人材紹介には限界がありました。

「もっと優秀な人材と会いたい!」「もっとクライアント(企業)が求める人材を探してお役に立ちたい!」そう思ってヘッドハンティング会社を立ち上げました。

経験者ゼロでスタート

―――立ち上げメンバーに、ヘッドハンティング経験者はいなかったそうですね。

備海:そうです(笑)。知人や友人から経験者を紹介してもらって、仕事のノウハウを指南していただいたり、ときにはヘッドハンティングを利用したことがある人事担当者に手法を教えていただきました。

私たちのようなヘッドハンティング会社が他になかったことから、人事担当者からも私たちを好意的に受け止めていただきました。素人集団ながら比較的スムーズに立ち上がったと思います。

―――ヘッドハンターとして手ごたえを感じ始めたのは、どんなときですか?

備海:どうしてもヘッドハンティングというのは、職人芸的な部分が多いので、ハッキリとした回答ができないのですが、1度クライアントへの提案がピッタリと決まったときに何か感覚のようなものが得られたと思います。それまでは、いいと言われたことは全部トライしました。


>ヘッドハンターの“成功要因”とは?

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