テレビを見ても新聞を読んでも、世はすっかり“振り返りモード”。あなたのキャリアも、振り返ってみませんか?

キャリアの棚卸し
今年1年を無料ツールを使って振り返ろう

キャリアの棚卸し

キャリアを振り返る作業を“棚卸し”といいます。商業用語で「棚卸し」とは、お店や倉庫の商品を整理して、数量や状態を再確認すること。会計で決算する際に、真っ先に行なうのが棚卸しです。

キャリアの総決算をするにも、今まで経験した仕事を整理する“キャリアの棚卸し”を実施します。

キャリアの特徴や強み、共通項などを、書き出し・リスト化することで、自分を客観視できます。すると他人と比較できたり、共通項が見えやすくなるのです。

さらにそれを材料に、今後の方向性を検討すれば、何となく頭の中で考えている目標が、さらにはっきりするというメリットがあります。

年初に会社や部署で「今年の目標」を発表する人も多いと思います。仕事始めの前日に頭をひねって考えるより、ツールを使って分析した方が、目標も立てやすいのではないでしょうか。

「タイプ別」4大棚卸しツール

今回は、利用する方の好みや所要時間を考慮して、タイプの異なる4つの手法をピックアップしました。

スピード派にお薦め 最短5分
スピード派に「5分で分かるキャリア軸」
 所要時間:最短5分~
「あなたの勝ちパターン」日本マンパワー

自分の“筋力”や“コアコンピタンス”を、今までの成功体験とその要素に注目することによって導き出す。とてもシンプルなページだが、ツボは抑えている。最短5分でできるが、じっくり15分程度考えるのをお薦めします。

キャリアプランニングは、「弱み」の克服より、「強み」を強化した方がよいとされています。このサイトで発見した「強み」を、今後のキャリアプラン作成の参考にしよう。

同じページ内にある「10年後のキャリアビジョン」で今後のビジョンを作成すれば、計30分程度で、棚卸しと目標設定が完了します。

じっくり派にお薦め 気づきのあるコンテンツ
しっかり派に「フォームを埋めるキャリア塾」所要時間:約45分~
「フジイヒロシのキャリアデザインニング」
 MYCOM BIZUP

もう少しじっくり棚卸したい人に、お薦めしたいのがこのページ。

全10回のシリーズで、キャリアデザインを考えるというコーナー。特に第3回、第6回、第7回、第9回を棚卸しツールとしてお薦めしたい。

時間のある人はじっくり全10回読んでもよいのでは? フォームを記入すると分析が完了し、次のページで解説されるシンプルな構成。

転職派にお薦め
転職派に「人材バンクの転職力分析」
 所要時間:約2時間~
「キャリアコンサルタントからのアドバイス」
 人材バンクネット・JACジャパン

人材紹介会社「JACジャパン」が実際に活用している「棚卸しシート」。実際に転職を考えている人にお薦め。

シートを作成すると転職時に問われる、職務経歴・自己PR・転職理由がチェックできる。“将来について論理的に考えてみる”とあるが、まさにそんな構成になっている。「短期」のプラン作成に役立つ。

じっくり派に、オーソドックスな棚卸し法
じっくり派に「厚生労働省発表 キャリアコンサルティング法」所要時間:約3時間~
「キャリア・コンサルティング・マニュアル」
 厚生労働省

厚生労働省が発表した、キャリア・コンサルティング技法。本来は人材コンサルタントが利用するツールだが、解説が丁寧なので一般の方にも利用できる内容。官製らしく堅実な構成。ベーシックな棚卸しのポイントは、ほぼ網羅されている。

自分に合った手法をチョイス

今回は、なるべくタイプが異なる手法を紹介しました。キャリアの棚卸しは、その作業のプロセスが重要です。自分に合ってそうなシートを選び、じっくり考えてください。シートが完成する頃には、かなり自分を客観視できているでしょう。

年初第1弾として、キャリアを設計するツールもご紹介します。そちらもぜひ、ご参照ください。

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