照明・LED/照明・LED関連情報

料理を数倍おいしく見せる照明(2ページ目)

味覚の秋。食品売り場では数多くの食材が並んでいますね。でも、購入後に見ると、どこか色あせたように見えることがありませんか?これは照明に秘密があります。これを料理に活かしてご馳走にしましょう。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

味覚と視覚の関係


料理は味覚で味わう前に視覚でその味を予測します。例えば、梅干は見ただけで唾液が出るほどすっぱさを感じますね。つまり光は視覚に働きかけ、時には人の感情にも影響を与えるのです。

日本の家庭料理は、洋食・中華・和食を混在した料理が食卓に並びます。それらをご馳走に見せるには、前ページでお話したように、まずは、ハロゲンランプスポットライトを含めた白熱灯で食卓は周辺より明るく浮かび上がらせることがよいでしょう。それから、調光器やキャンドルを使ってみて下さい。光の加減やゆらめきで料理が更に楽しく、美味しく見えてきます。

そして料理やテーブルデザインだけではなく背景となるダイニングルーム全般のインテリアにもこだわってみましょう。例えば、使う食器。洋食であれば磁器のお皿やホーク、ナイフなどの食器が輝くと、それだけで豪華に楽しく見えます。洋食には欠かせないメインにかかるソースも美味しそうに輝きます。

朝食・昼食・夕食と言った時間帯によって料理を映し出す明るさも変わります。それを考えると、料理や出す時間帯によって、使う光源も変えていくのが究極の手段かもしれませんね。時間とゆとりのある方は、是非、試してみてください。

リフレクターランプを使用した場合
ダイクロイックミラー付ハロゲン球を使用した場合




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