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料理を数倍おいしく見せる照明

味覚の秋。食品売り場では数多くの食材が並んでいますね。でも、購入後に見ると、どこか色あせたように見えることがありませんか?これは照明に秘密があります。これを料理に活かしてご馳走にしましょう。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

新鮮でおいしく見せる光とは?


最近、スーパーの食品売り場では、野菜や果物、肉などがとても新鮮で美味しそうに見えます。ところが、購入後に袋詰めをしようと商品を見ると、売り場で見た時の色艶と異なって見え、あれっ?と思われたことがありませんか。

これは商品自体の問題ではなくて、売り場と購入後の場所の照明の違いによって、見え方が変わっているのです。売り場をよく見ると、使われているのは、食材が美味しそうに見える波長を選択して放射するダイクロイックミラ-付きハロゲン電球などの照明器具です。

一方、購入後の場所の照明は、天井に蛍光灯の照明器具がついているのが主流です。蛍光灯にも演色性(色の見え方)の良いものもありますが、光がやわらかいので、全体的に平坦な感じに見えます。これだけで見れば、それほど気にならないのですが、ハロゲン電球で見た記憶が残っていて、それと比較をしてしまうと、差が出てしまうのです。

これは、家庭で作る料理にも当てはまります。大切なのは味ですが、それでも見た目が美味しそうな方がいいに決まってます。光は料理が美味しく見えるうえで、とても大切な要素です。

演色性のよい蛍光灯
白色蛍光灯




次の頁では、料理の美味しく見える照明についてお話します。
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