ダイクロイックミラー


写真1.ダイクロイックミラー付きハロゲン電球
ダイクロイックとは何?と聞かれたとき、普通に答えられる人はほとんどいないと思います。大体は何のことか分らないはずです。
  
しかし、照明の仕事に携わっている人では、意味を正確に説明できなくてもダイクロイックのことを知らない人はいません。

ダイクロイックで最も知られているのはダイクロイックミラー付きハロゲン電球です。これはスポットライトの得られる光源です。普通、スポットライトは局部的な照度を高めるほど、照明されている部分の温度も上昇します。
  
しかし、ダイクロイックミラー付きハロゲン電球はダイクロイックミラーによって電球が持つ可視光線をおもに反射し、熱線はミラーの外側に逃がす効果があります。したがって熱に弱い対象、例えば生鮮食料品、化粧品、真珠、革製品などの多くはダイクロイックミラー付きハロゲン電球でスポット照明されます。


写真2.ダイクロイックミラー付きハロゲン電球用スポットライトによるショーウインドウ照明
ダイクロイックミラー付きハロゲン電球の点灯している状況を見るとガラスミラーの場合、ミラーの裏側が赤色で光っているのが分ります。これは赤外線(熱線)や赤外線に近い赤色がガラスミラーを透過している証でもあります。
  
このランプは最近住宅の照明にも使用される様になりました。12V用と100V用がありますが、住宅では100V用が使い勝手が良いようです。食卓の照明や観葉植物、装飾のためのオブジェ照明などに適しています。

次の頁ではカラー演出に使用するダイクロイックフィルターをご紹介します。