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韓国の住宅照明事情

韓国の住宅ではどのような照明をしているのでしょうか。旅行することはあってもなかなか一般のお宅に伺う機会は少ないものです。最近では高級マンションも多くなり照明に関心を持つ人も増えているようですね。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

日本よりやや冷たい光


写真1.高級集合住宅の夜景日本の住宅照明と言えば蛍光灯のシーリングライトに代表されますがお隣の国、韓国ではどうでしょうか。韓国へは仕事で何度も出張する機会がありますが、なかなか一般住宅の中までお邪魔して照明の実態を調べることができません。

そこで外で窓明かりを見て中の様子を想像するしかありませんでした。もちろん韓国人で照明関係の仕事をしているお宅に伺ったことがありますが、そこは高級に超が付くほどの家でひとつ一つの部屋も広く、照明は白熱灯中心で落ち着いた雰囲気でした。照明シーンを記憶できる調光装置も設備されていて簡単なスイッチ操作で幾つか照明が出せるようになっていました。


写真2.3灯のうち両サイドの光が白い。さて話を戻してソウルやプサンで集合住宅の窓明かりを見たとき全般に青白い光が漏れていて少し寒々とした感じが伝わります。おそらく日本ではあまり見られない昼光色の光色が使われているようです。


写真3.真中の照明器具だけ点灯するとアットホームな雰囲気が生まれる。住宅照明はどこの国でもそうですが一般と高級では照明のあり方が異なります。日本にデザインの勉強をしに来ている韓国の人に聞いてみると、一般的な家は蛍光灯のシーリングライトが多いそうです。やはり部屋の中の雰囲気は日本よりやや冷たい感じの光色(色温度)で照明されている、とのことです。

次の頁では、オンドルヒーターと照明についてご紹介しています。
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