照明・LED/照明・LED関連情報

照明のことがわかる本(2ページ目)

照明に興味があっても簡単に読める本が少ないと言うことで初級から中級向けの本を出版ました。これから家を建てる人、インテリアが好きな人にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

「光とは何か」から照明設計まで


3章-11照明心理実験1章は照明で扱う光とは何か。可視光線だけではなく紫外線も赤外線も関係することや自然光の恩恵などが書かれています。2章は照度の話や輝度、演色性、光色などの専門用語を分りやすく解説しています。

3章は照明と目や脳の働きを説明しています。目にとってやさしい照明とは何か、明るさの対比でものがどう見えるか、リラックスのための照明はどうするかなど、生活にも役立つような内容になっています。

4章、5章は光源と照明器具について書かれています。光源や照明器具はいろいろな種類があり、違いや選び方がわかりにくいと感じている人にとって参考になると思います。これらの章は多くの人の関心ごとでもあるのでページ数を増やして紹介しています。


5章-1照明器具とは
6章はこれから照明はどのようになっていくのか筆者の予測を入れながら書いています。省エネルギーや光害のない照明が求められるなかで特にLEDの一般照明用としての動向、自然採光の問題、コンピュータによる照明設計支援ソフトの進化などをまとめています。

最後の7章は少し専門的になります。照明設計がどのようにして行われているかがわかると思います。

最近のニュースである国ではこれからの住宅照明に白熱灯は使えず、全て蛍光灯で照明する方向で検討されているようです。実際そのようになっていくかは分かりませんが、いずれにしてもエネルギーの問題は深刻です。

少ない電気エネルギーでいかに快適な照明空間を作るか、私たち一人一人に問われる時代がもう来ています。だから、と言うわけではありませんが、できるだけ多くの人が照明に関心を持ってもらいたい、と言う願いを込めて執筆しました。

※ガイドの主な著書は中島龍興照明デザイン研究所のHPでご紹介しています。

※「照明のことがわかる本」はおすすめ書籍のページからも購入することができます。ご興味のある方はぜひどうぞ。

<関連記事>
「照明の基礎講座1 照度を意識しよう」
「建築と一体になる 住宅照明」
「ペンダントはデザインだけで決めないで!」
「電球型蛍光灯は白熱電球にとってかわる?」

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