意外と知らない調光器の効用


写真1.スイッチパネルに付けられる調光パネル
皆さんは家の照明に調光器を使っていますか?読んで字のごとく光を調節するもので、明るさを変化させることによって雰囲気も変えられます。

白熱灯の場合、電圧を変えることで明るさを簡単に変化させることが出来ます。白熱灯はもともと赤みの帯びた暖かい光ですが、調光して暗くしていくとよりキャンドルの炎に近い光になります。またランプ寿命も延びます。

例えば110V用の電球を100Vで点灯したら明るさは30%ぐらい低下しますが、それほど暗くなったと言う感じはなく、それ以上に理論上、ランプ寿命は約4倍に延びます。さらに電力量としても15%ほどの節約になります

もし、定格の80%で点灯すれば寿命はおよそ18倍に延びます。つまり2000時間ライフのクリプトン電球であれば3万五千時間以上になるわけですからその差は大きいです。

普通の点滅スイッチに比べ、調光しながら点滅させるとフィラメントへの負荷が少なくランプ寿命が長くなります。白熱電球に限りませんが、ランプの寿命を短くする大きな要因は、短時間での点滅の繰り返しで、瞬時に多くの電流が流れるためです。電気代はともかく、ランプ寿命が短くなることから使用器具によっては頻繁にランプ交換する結果的になり、節約にならないのです。


写真2.シーン記憶調光器
白熱電球はランプ寿命が短く、すぐに切れるイメージがあるかと思います。しかし我が家で使用している白熱灯の間接照明は、6灯ありますが4年間でまだ1つも切れていません。しかもこの全般照明の明るさが変化することで、局部照明器具の明るさが引き立って効果的な雰囲気が得られます。

もちろん電気代だけで見れば蛍光灯の方が有利ですが、蛍光灯の調光は専用の安定器(蛍光灯などの放電灯を点灯させるのに必要な装置)が必要となり、器具としては高価なものになります。

次の頁では、調光用蛍光灯についてご紹介しています。