インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

アイランドキッチンの照明計画(3ページ目)

アイランド型など開放感のあるキッチンの照明計画のご紹介です。通常壁や棚下などに設置する手元灯がつけられない場合はどうすればよいのでしょうか。計画実例も多く掲載していますので、ぜひご参考下さい。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

照明計画実例2


写真5.他エリアが緩やかにつながり開放感のある間取り。・ワイヤー給電システム+間接照明
写真5ではワイヤー給電システムを用い壁と天井に12Vの電流を流す電線を2本張り、その間に12V用の小型ハロゲン電球器具を取り付けています。12Vの器具のためトランスが必要で点検可能な位置に設置しなければなりません。また、トランスの容量内であれば、灯数を増やすことも可能です。

アイランドキッチンといってもシンク部分のみが独立しているものと、レンジとシンク、すべて独立しているものとがあります。レンジの上には通常換気のためのレンジフードが設置されるので、照明を計画する際にその大きさや位置を確認しておきましょう。レンジフードは最近では照明が内蔵されているものが多いですが、その有無も確かめておくと良いでしょう。

また、キッチンでは湯気や油で照明器具が汚れやすくなります。気になる方は、手入れのしやすさなども考慮して選定することをお勧めします。

※事例写真の設計は全て一級建築士事務所 TKO-M.architects。HPでは様々な新築・リフォーム事例をみることができます。

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