【こちらもチェック!】成功する家の買い換え基礎講座バックナンバー
<1>家を売る前に知っておきたいこと
<2>仲介業者をどう選ぶ?

「卵が先か?ニワトリが先か?」なんて、よくあるお話ですね。家の買い換えでも、売るのが先か?買うのが先か?なんて言う質問がよくあります。買い換えは売りも買いも同時並行です。そして、一方が決まらなければもう一方も決まりません。

安全にいくなら売り先行で、挑戦するなら買い先行なんて言う乱暴なアドバイスを私は致しません。世の中のことや他人のことより、あなた自身のことが大事です。パターンや決まり文句で方針を計画するとうまくいきません。

そもそもの動機は何でしょう。今の家を売る事情が強いのか、あの家を買いたい希望が強いのか。買い換えを考える至った動機を自分で冷静に見つめると結論が簡単に出てきます。

■買い契約先行でいける場合

あの町に住みたい。あの家が欲しい。こうした直接的な強い欲求が買い換えの原動力となることは多いです。しかも、予算的に購入できる裏づけとか予算がしっかりしていて、自宅の販売に多少の見込み違いが起こっても大丈夫と言えるなら、買い先行でよいのでしょう。

人気のあるマンションは査定もしやすいのです。
売る物件が一戸建てとマンションとではかなり違います。マンションの方が価格の予想がつき易いです。大規模なマンションや売買がよく行われているマンションなら、数十万円単位での正確な査定が可能です。こうした市場によく流通している物件ならば、買い先行でも安心です。しかし、一戸建ての場合には、土地、建物面積や築年数といった数字よりも、間取りを気に入るかとか隣にどんな人が住んでいるかなどの、非常に個別の状況が価格に大きな影響を与えるので、自然と査定価格のブレも大きくなります。売り先行の方が安全でしょう。

■売り契約先行で待つ場合

しかし、動機も弱く、「できれば」買い換えしたいと言うような消極的買い換え派の場合には、安直に売りを先行させない方が良いと思います。売り手からの様子見のような売り出しは、かならず相手に伝わります。ひとりよがりの値付けをしていませんか?相場からかけ離れている価格の物件にはほとんど反応しないのが今の不動産市況です。むしろ、買い換えのシミュレーションを何回も繰り返して行い、買える物件と売れる価格をしっかり見極めてから、売りにだしましょう。参戦は十分な作戦会議の後にお願いします。

自宅が売れてしまったのに新居として買う物件が見つかっていない、と言うこともあるでしょう。でも、慌てることはありません。昔のような地価が上がり続ける時代ではありませんから、しっかり現金をつかんだまま、希望の物件が出るのを待ちましょう。デフレ時代の買い換えには、夢がいっぱい詰まっています。
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