一戸建てだから可能性が広がるインテリア提案
「中山産業」の特注による大きな吊り下げ暖炉。こんな贅沢な暖炉を置けるのも一戸建てならではの魅力 |
最近のインテリア志向を受けて、インテリア性を前面に出したモデルハウスやモデルルームが増えていますが、一戸建てはマンションに比べて床面積にゆとりがあるだけでなく、中庭や屋上など「自然や外部とのつながりが楽しめる」という点でも独自のインテリアの可能性があるようです。
前述のカッシーナ・イクスシー社も、一戸建てメーカーとのコラボを組むのは初めて。これまでもマンションなどで同様のコラボレーションを展開していますが、「どうしても床面積に制約のあるマンションに比べて、一戸建ては大ぶりの家具をゆとりを持っておくことができました。また一戸建てだからできる、中庭やインナーテラスといった外部とのつながりも、今回のインテリア提案では重視しました」と同社関係者。
コラボ先で企業戦略が分かる?!
一戸建てならではのインテリア提案を意識し、馬込モデルハウスのリニューアルでは、家具だけでなくオリジナル造作家具や内装材、照明にいたるまで室内空間全体のインテリアコーディネートについて半年以上にわたって打ち合わせを重ねたそうです。今後もデザイン性にこだわる消費者ニーズを反映して、こうしたインテリアによる一戸建ての付加価値戦略は増えていくものとみられます。どのインテリアブランドとコラボするかで、その住宅企業の戦略とセンスを垣間見ることができ、依頼先を選ぶ基準が一つ増えるのかもしれませんね。
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