勝手口とはキッチン付近の出入り口のこと

勝手口とは、表玄関とは別に、キッチン付近に設けられる出入口のこと。ひと昔前であれば、配達などの対応の場、家族の日常の出入口などとして用いられていました。しかし、最近では、設けないプランもみられますし、キッチン近くではなく洗面室やユーティリティなどに設置する場合も。家族構成や暮らし方、間取りによって、勝手口が必要かどうかは異なりますが、上手に設けることで重宝するケースもあるでしょう。

キッチン脇に設けて使いやすい家事動線に。施工も簡単で性能も高いリフォーム向けの勝手口扉。undefined[ドアリモ勝手口ドア 断熱タイプ ラチス格子 07420 フロア納まり CE:ナチュラル]undefinedYKK AP http://www.ykkap.co.jp/

キッチン脇に設けて使いやすい家事動線に。施工も簡単で性能も高いリフォーム向けの勝手口扉。 [ドアリモ勝手口ドア 断熱タイプ ラチス格子 07420 フロア納まり CE:ナチュラル] YKK AP
 

勝手口を設けるメリットは出入りのしやすさ、非常口としても

間取りプランにもよりますが、一般的に勝手口を設けるメリットは、屋内外への出入りが便利なこと、緊急時に非常口となること、同居型の二世帯住宅などで使い勝手がいいこと、などが挙げられるでしょう。

キッチン付近に設ければ、ゴミ出しや一時保管、ちょっとした買い物に出かける際にも便利ですし、洗面室やユーティリティであれば、洗濯物を干す際の出入りだけでなく、幼いお子さんが泥だらけで帰ってきた際にすぐ手を洗うことも。ペットの散歩などの出入りにも重宝するでしょう。車での外出が多いのであれば カースペース近くに設けることで、荷物の運搬も楽に行えるのではないでしょうか。

また、扉デザインにもよりますが、出入りだけでなく、通風や採光が得られることも勝手口のメリットのひとつ。北側で暗くなりがちなキッチンや湿気が溜まりやすい洗面室などに設けることで、明るく快適な空間となるでしょう。

引き戸タイプであれば、出入りのスペースが限られている都市部などでもプランニングがしやすい。[防火戸ガゼリアN(施工例)undefinedアルミ樹脂複合タイプundefinedキッチン内観undefinedクリエペールP]undefinedundefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

引き戸タイプであれば、出入りのスペースが限られている都市部などでもプランニングがしやすい。[防火戸ガゼリアN アルミ樹脂複合タイプ クリエペールP]   LIXIL
 

住まいの全体プラン、生活スタイルで検討を

勝手口は、マンションでは設けられていないケースがほとんどですし、一戸建てでも設けないプランもみられるので、必ずしも必要な開口部ではないかもしれません。深く考えずに設けても、敷地外への行き来がしにくかったり、庭へはリビングの掃き出し窓の方が便利だったり。また、扉周辺にごちゃごちゃとモノを置いてしまい開閉しづらい、というような理由から、結局開かずの扉、となってしまったというケースもみられます。

勝手口に限ったことではありませんが、プランニングの際には、住まい全体の間取りの中で、日々の暮らし方や動線をイメージし、必要な場所に、使いやすい形で取り入れることが重要です。勝手口を、誰が、どんな時に、どう使いたいか、敷地内の玄関アプローチやカーポート、道路などとの位置関係を考慮することがポイントでしょう。

広めの土間を設けたユーティリティスペースなどに設置しても。undefined[ガゼリアN(施工例)undefinedデュオPGタイプ中桟腰パネル付undefinedブラック]undefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

広めの土間を設けたユーティリティスペースなどに設置しても。 [ガゼリアN デュオPGタイプ中桟腰パネル付 ブラック]  LIXIL
 

使い方によって庇や目隠しなどを取り入れて

勝手口の使い方やプランによっては、外部に庇(ひさし)や目隠しなどを取り入れた方がいいケースも。頻繁に出入りをしたり、ゴミの一時置き場などを兼ねる場合、庇があれば、ちょっとした雨をよけることができるでしょう。勝手口まわりに収納や水場などを設けて、サービスヤードとして利用するのであれば、大きめの庇やテラス屋根などを設けておいても使い勝手がいいものです。

また、勝手口は、住まいの裏手などに設けられるケースも多く、隣家と接近しているプランもみられます。勝手口扉を開閉してもプライバシーを確保できるような配置を検討したいものですが、難しい場合は、目隠しなどを設けても。エクステリア商品としても、ルーバーやパネル状の建材などが揃っているので、フェンスなど他のエクステリア建材と合わせて検討してもいいでしょう。

開き戸(ドア)だけでなく引き戸タイプも

建材メーカーの勝手口扉には、さまざまなタイプが揃っており、開き戸(ドア)タイプだけでなく引き戸タイプの商品が増えてきているのも最近の特徴です。

限られた空間に設置されるケースの多い勝手口は、ドアの開閉スペースを確保することが難しい場合も多いもの。引き戸タイプであれば開閉スペースが必要ないので、条件の厳しい敷地でも、取り入れやすいでしょう。いずれも、デザインやカラーバリエーションも豊富なので、外観やインテリアに合わせて選ぶことが可能です。

また、商品には、勝手口扉としての商品だけでなく、窓商品のバリエーションのひとつとしてテラスドアという名称のタイプも。窓プランと合わせて、トータルにコーディネートすることができるでしょう。
すっきりとしたデザインのテラスドア。デッキにつなげた出入り口としても。[デュオPG(施工例)undefinedテラスドア(内観) オータムブラウン]undefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

すっきりとしたデザインのテラスドア。デッキにつなげた出入り口としても。[デュオPG テラスドア オータムブラウン]  LIXIL  

断熱性や防犯性能が高い商品も充実

住まいの断熱性能が高まる中、勝手口扉も玄関同様に断熱性能を高めたタイプも増えてきました。玄関扉や窓と同時に、適する性能を持つタイプを選ぶようにしましょう。また、死角になりやすい場所に設ける場合も多い勝手口は、防犯性にも配慮したいもの。玄関扉のように防犯性能の高い鍵を設定したタイプや2ヵ所に鍵を設けたタイプもみられます。防犯ガラスを用いたり、面格子の付いたタイプなどもあるので、条件に合わせて選ぶようにしましょう。

その他、扉周辺には、暗がりにならないよう外部照明も設置しておきたいもの。センサー付きの照明器具などを用いれば、防犯性も高まります。

ドアを閉めたまま、上げ下げ障子を開けるだけで換気が可能。防犯面にも配慮。[エピソードNEO 通風ドア 横格子undefined(右)半開]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

ドアを閉めたまま、上げ下げ障子を開けるだけで換気が可能。防犯面にも配慮。[エピソードNEO 通風ドア 横格子 (左)半開]  YKK AP
 

採光や通風が可能なタイプも多くみられる

住まいの中に光と風を通すことで、快適でエコロジーな暮らしが実現できます。設置する空間にもよりますが、勝手口を設けるのであれば、光や風を得ることができるような扉もいいでしょう。メーカーの商品には、採光が得られるようにガラス部分を大きく設けるなどしたデザインが多くみられますし、閉めたままでも内蔵された上げ下げ窓などから、通風を得ることのできるタイプも揃っています。防犯性能を考慮しつつ、空間に適した機能を持つタイプを選ぶようにしたいものです。

リフォーム向け商品のバリエーションも豊富に

外壁を壊さず、既存のドア枠に新しい枠をかぶせる工法なので、短時間で新しいドアに交換可能。undefined[かんたんドアリモ勝手口ドアundefinedアルミタイプ(アウトセット枠) 通風 横格子] YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

外壁を壊さず、既存のドア枠に新しい枠をかぶせる工法なので、短時間で新しいドアに交換可能。 [かんたんドアリモ勝手口ドア アルミタイプ(アウトセット枠) 通風 横格子]  YKK AP
 

最近の特徴のひとつが、リフォーム向けの商品が充実してきていること。既存の開口部に合わせて施工することができるもの、一日程度で工事が完了するものなどが揃っています。住まいの断熱性能を高めるため、玄関や窓などの開口部全体で検討してみてもいいのではないでしょうか。

勝手口の扉選びは、玄関扉や窓と同時に検討する場合も多いでしょう。出来る限り、カタログだけでなくショールームに足を運び、実際に開閉操作を行うなどして選択すること。デザイン性やキーシステムなどもしっかりと確認して選ぶことが大切です。


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