オプション設定だけでなく標準仕様のケースも

ICチップ内蔵のカードキー/シールキーをドアハンドルに近づけるだけで施解錠。[ピタットKey開錠イメージ]undefinedYKK AP http://www.ykkap.co.jp/

ICチップ内蔵のカードキー/シールキーを近づけるだけで施解錠。[ピタットKey開錠イメージ] YKK AP

住まいの顔ともいわれる玄関扉(ドア)。家族が毎日使用する建材なので、選ぶ際には、デザイン性はもちろん、断熱性、操作性や防犯性に配慮したいもの。操作性や防犯性に関しては、どのようなタイプの鍵(キーシステム)が用意されているのかも重要なポイントでしょう。

建材メーカー玄関扉商品の場合は、シリンダーキーと呼ばれるものが多くみられ、ツーロックが一般的。また、最近では、手動のシリンダー錠だけでなく、電動で施解錠するシステムが搭載されている商品も増えてきており、オプションだけでなく、標準仕様の設定もみられるようになりました。

電動で施解錠できるシステムのメリット

電動で施解錠できるシステムのメリットは、何といっても操作性が高いこと。ボタンやリモコン、カードなど、いわゆる鍵に比べて簡単な操作で扉を施解錠することができます。多くはワンアクションで、一般化しているツーロックが連動し、施解錠することが可能。施解錠の状態は、LEDランプの色などで確認することできるので安心でしょう。

また、解錠後に自動で施錠し、閉め忘れを防止できる機能などが搭載されたタイプ、ツーロックのうちひとつがピッキングされても、もう一方を解錠しないと再ロックされる不正解錠を防止する機能、カードキーやリモコンキーを無くしても錠を交換することなく再登録することで、紛失したキーは使用できなくなるなどの特徴を持つタイプもみられます。

その他、ドアノブにキーシステムが一体化したタイプであれば、鍵穴も見えず、デザイン的にすっきりしていることもメリットのひとつでしょう。

大きく電池錠と電気錠に分類することができる

電動で施解錠できるシステムは、大きく分けて、電池錠と電気錠(配線式・100V式)があります。電池錠は、電池で作動するので、電気の配線工事が必要なく設置できるもの。配線コストがかからないので、取り入れやすいタイプでしょう。電気錠は、電気配線を行い通電させて作動するもので、電池錠に比べて、さまざまなシステムを組み込むことも可能です。

電池錠の特徴  カードや携帯でも施解錠可能

リモコンをポケットやカバンに入れておけば、ドアハンドルのボタンを押すだけ。[NEWポケットKey 操作ボタン]undefinedYKK APundefined http://www.ykkap.co.jp/

リモコンをポケットやカバンに入れておけば、ドアハンドルのボタンを押すだけ。[NEWポケットKey 操作ボタン] YKK AP

電池錠には、ドアやハンドルなどに設けられたボタンを押し、専用のICカードをリーダーにかざすだけで施解錠できるものがみられます。カードだけでなくICチップが埋め込まれたシール、携帯電話や電子マネー対応カード(対応機種等の制限あり)で操作できるタイプもあり、使用する人の使い勝手に合わせることが可能でしょう。

また、リモコンキーをバックやポケットなどに入れ、身につけておけば、ドアのボタンを押すだけで施解錠することができるシステムも。リモコンキーを使用しての操作も可能ですが、リモコンキーを取り出さなくて施解錠できるので、バックの中から探し出す必要もないのがメリット。荷物が多かったり、夜間の帰宅時でも使い勝手がいいものです。

電池容量が少なくなった場合は、音や光で知らせてくれるタイプもみられ、電池交換は簡単に行うことが可能です。

電気錠  室内からの操作も可能

玄関ホールでの施解錠操作、鍵の状態が確認できる。[新エントリーシステムundefinedコントローラーユニット]undefinedLIXIL http://www.lixil.co.jp/

玄関ホールでの施解錠操作、鍵の状態が確認できる。[新エントリーシステム コントローラーユニット] LIXIL

電気錠は、電池錠と同様に、カードやリモコンキー、ボタンなどの操作での施解錠だけでなく、リモコンキーを身につけドアに近づくだけで施解錠が可能なタイプもみられます。何の操作も必要なく近づくだけなので、高齢の方や小さなお子さんにも便利でしょう。

また、電気錠の大きな特徴は、遠隔操作機能などが可能なシステムに拡張、接続ができること。たとえば、テレビドアホンと接続することで、来訪者を確認した上で解錠操作ができたり、室内のコントローラーユニットで施解錠操作を行ったり。離れた部屋から鍵の施解錠の状態を確認することも可能です。また、暗証番号を入力して施解錠するシステムを取り入れることもできます。

その他、商品にもよりますが、こじ開けなどの不正操作が行われた場合の警報やリモコンを玄関近くに置き忘れた際のアラーム機能などもあるので、間取りや家族構成に合わせてプランニングすることができるでしょう。

実際にショールームで操作してみることが基本

電池錠や電気錠の使い勝手を理解するためには、実際に操作してみることが大切です。建材メーカーのショールームでは、開閉操作のできる商品展示もあるので、玄関ドアを選ぶ際には、必ず家族で動かしてみるようにしましょう。また、消費電力や電池交換、停電時の対処法なども確認しておきたいポイントです。

玄関扉の商品によっては、電池錠や電気錠の設定のないケースもありますし、取り入れる場合にプラスされる費用はシステムによって異なります。選ぶ際には、わが家にとって、必要な機能の優先順位を明確にすること。また、電気錠タイプを取り入れたい場合は、配線工事等、間取りに合わせてプランニングをすることになるので、設計担当者に早めに相談することも重要でしょう。


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