玄関網戸の取り付けで、日本の家は風通しがよくなる

玄関ドアに網戸を取り付ければ、風通しよく気持ちよく暮らせます。でも網が破けた、冬にジャマ、防犯が心配、デザインがイマイチなどの悩みも。そこでペットの爪にも強く丈夫でおしゃれなスクリーンと、洗ってしまえる玄関網戸をご紹介、取り付け時の注意点もご紹介します。

家の風通しをよくするコツは、入口と出口の2ヶ所を対面させ、できるだけ直線に近い「風の道筋」を作ることにあります。一方にだけ大きな窓があっても、風通しはあまりよくなりません。

日本では、南側にリビングや和室をまとめるプランが人気のため、水まわりと玄関が北側にまとめられている間取りが多く見られます。このような間取りは、南北の風の道筋が分断されてしまっているため、風通しがあまりよくありません。

そんな時こそ、玄関網戸の取り付けリフォームが大活躍! ひと部屋の中では風が抜けなくても、玄関ドアを開ければ、風が家中をすーっと通り抜けてくれます。

マンションでも下のような間取りなら、玄関を開ければ南北に風の道筋ができるので、家全体の風通しがよくなります。風通しがいい家は、夏は涼しく、春秋は気持ちよく、またカビを防ぐ効果もあるなど、快適な環境を作ることができます。
 
玄関網戸で風通しよくなるマンションの間取り

玄関網戸の取り付けリフォームをすれば、玄関を風の出入り口にできる。マンションでも玄関ドアを開ければ風の通り道ができる間取りは多い。


しかし、玄関網戸は、網が破けてしまう、玄関なのにイメージが安っぽい、防犯が気になる、冬はジャマになるなどの悩みも。そこでそんな悩みを解決できるのが、なんと網じゃない網戸!パンチングメタルのおしゃれな玄関網戸型スクリーン、そして冬になったら外して洗ってしまえる手軽なプリーツ型網戸です。
   

丈夫でおしゃれ!パンチングメタルの玄関網戸型通風スクリーン

下の写真はパンチングメタルという、金属に小さな穴を開けた、玄関網戸型の通風スクリーンです。網でもルーバーでもないので、フラットでスッキリしたデザインでありながら高級感があります。また合成繊維の網戸に比べると耐久性が高く、たわみもないので張替えが不要です。
 
パンチングメタルの玄関網戸型スクリーン

アルミ製のパンチングメタルの玄関網戸型スクリーン。色はステンカラー、ホワイト、艶消しブロンズ、ブラックの4種類(リリーブ/セイキ販売

 
おしゃれな玄関網戸型スクリーン

網でもルーバーでもないのでフラットな印象でありながら高級感がある。家の顔の玄関に相応しいおしゃれなイメージ。


通風部は、アルミ板に細かな穴を開けたパンチングメタルタイプと、スチール製のメッシュ金網タイプの2種類があり、ペットの爪にも強くとても丈夫です。丈夫ということはお掃除も楽にできるということ。フラットな形状なので、スポンジでゴシゴシ洗っても大丈夫です。

何より、スクリーンの色がステンカラー、ホワイト、艶消しブロンズ、ブラックなど豊富に選べてデザインがおしゃれなのがうれしいところ。玄関網戸を付けると安っぽくなるという悩みも、これなら玄関をおしゃれに演出してくれそうです。
 
ペットの爪にも強い玄関網戸

金属板なので犬や猫の爪にも強い。たわみもないので張替えも不要。
 

鍵付きなので防犯面も安心、取り付けは通常の玄関網戸と同じ

防犯に関しては内側から簡易ロックでひねれば鍵が掛かります。外からは鍵で開錠できます。空き巣は無施錠の開口部から侵入するケースが多いので、鍵の有無は防犯において大事なポイントになります。
 
玄関網戸の鍵部分拡大

内側から簡易ロックでひねれば鍵がかかり、外からは鍵で開錠できる。


取り付け方法は、通常の玄関網戸と変わりません。ドア1枚分の折れ戸タイプの他に、親子ドアの3枚タイプ、幅広のフルオープンできる両開きのタイプもあります。玄関だからこそ、どうせリフォームするならちょっとこだわりたい、おしゃれで丈夫な、網じゃない網戸です。
 
玄関網戸取り付け事例、白色

ホワイト色のパンチングメタルの玄関スクリーン。スッキリとしたデザインで明るい印象に。

 
玄関網戸取り付け事例、ブロンズ色

艶消しブロンズパンチングメタルの玄関スクリーン。クラシックや和風の家に。

 

外して洗える!冬の間はしまっておける便利な玄関網戸

玄関網戸を使うのは、春~夏~秋の間だけ。冬の間はジャマに感じる人も多いことでしょう。また意外に多い不満が、外して洗おうと思ったら外せない、外すのがとても大変というもの。玄関網戸を選ぶ際には、取り外し方法も確認して選びましょう。
 
外せる洗える玄関網戸

簡単に取り外してじゃぶじゃぶ洗える玄関網戸。冬の間はしまっておけるのも嬉しい(トレミド/セイキ販売


下の写真は、プリーツ型の手軽な玄関網戸です。便利な収納式で、コンパクトにたためるので普段もジャマになりません。加えて、ネットは簡単な操作で取り外しができ、汚れを洗うのもらくらく! じゃぶじゃぶ洗って、冬の間は収納にしまっておくことができます。
 
床に段差がない玄関網戸

下レールはアルミ製。高さ3mmなのでバリアフリーで安全性が高い。


玄関網戸で気になるのは足元の段差です。取り付けた時にどの程度の段差ができるか、必ず確認しておきましょう。上のタイプは高さ3mmなのでバリアフリー仕様となっています。
 

玄関網戸の取り付けリフォームの注意点

玄関網戸の取り付けリフォームに際しては、下記の手順で進めていきましょう。

【1】 風の道筋を確認する 
家の中の風の道筋を確認。玄関を開けると、どの程度風が通るか、事前にチェックしましょう。

【2】 網戸のタイプを確認する
玄関網戸には様々な種類があります。簡易な網戸タイプ、取り外しが簡単なもの、難しいもの、堅牢なルーバータイプ、中間の通風スクリーンタイプなど、それぞれ値段が違い、工事費用も異なります。

ペットの有無や見栄えも大事なポイント。我が家にはどのタイプが合っているか、しっかり選んでいきましょう。また防犯の程度と、床に取り付けるレールの段差の確認も忘れずに。

【3】 基本はセミオーダー
玄関網戸は今ある玄関に取り付けるものですから、基本は採寸してから製作するセミオーダーです。簡易なタイプでは、自分でカットして組み立て、取り付けるタイプもあります。

【4】 取り付けできない玄関もある
玄関網戸が取り付けられない玄関もあります。多いのがドアクローザーのでっぱりが大きい、玄関収納と干渉しあうなどの理由で取り付けできないケースです。事前の調査が大切ですので、リフォームの際には専門の業者に事前に見てもらうようにすれば安心です。

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