面格子とは、窓からの侵入者を防ぐために設置する部材

面格子(めんごうし)は、窓の外側に設置する部材のこと。一戸建てであれば、キッチンやトイレ、浴室といった水まわりやクロゼットの窓など、死角になりやすい、北側の窓などに取り付けられることが多いでしょう。マンションであれば、共用廊下に向いている窓や建物が隣接している窓などに設置されるケースがみられます。

また、新築の際に設置するだけでなく、暮らし始めてから必要性を感じ、後からリフォームで取り付ける場合も。最近ではリフォーム向けのタイプなどもみられますし、メーカーの商品には、さまざまなタイプが揃っているので、窓の形状や条件等に合わせて選ぶことができるでしょう。

丈夫な格子、容易に取外すことができないワンウェイねじを採用。後付ブラケットタイプなので、どんな窓にも対応。リフォームにも。[高強度面格子 FLA グリッド格子本体 幅830×高さ1,030mm S1 壁付ブラケット(出幅60) H2]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

丈夫な格子、容易に取外すことができないワンウェイねじを採用。後付ブラケットタイプなので、どんな窓にも対応。リフォームにも。[高強度面格子 FLA グリッド格子本体 幅830×高さ1,030mm S1 壁付ブラケット(出幅60) H2]   YKK AP

主な素材はアルミやステンレス。格子やラチスタイプのデザイン

面格子の素材には、アルミ、ステンレス、鋳物などが挙げられます。デザインは、縦格子や横格子(上下もしくは左右の2本のバーに、均等の間隔で縦や横に十数本のバーを渡したタイプ)、縦横の井桁タイプ、斜めにバーを渡し交差させたラチス(ヒシクロス)タイプなどがみられます。一般的に、多くみられるのが、比較的手ごろな価格のアルミ素材の格子のタイプでしょう。

商品にもよりますが、カラーバリエーションは、アルミ色やホワイト、ブラック、ブラウンなどが揃い、和の雰囲気を持つもの、ナチュラルな木調タイプ、欧米の住宅にあるような装飾的なタイプもみられます。
ロートアイアン調の面格子。外まわりのイメージに合わせてコーディネートを。[トラディシオン 面格子 2型 幅985×高さ1,150×奥行105mm B7]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

ロートアイアン調の面格子。外まわりのイメージに合わせてコーディネートを。[トラディシオン 面格子 2型 幅985×高さ1,150×奥行105mm B7]  YKK AP

プランニングのポイント

■死角になりやすい場所に設置を
面格子を設置するのは、基本的には死角になりやすい場所の窓、雨戸やシャッターを取り付けない小窓など。トイレや洗面室、バスルームやクロゼットなどに設置するケースが多くみられますが、高い位置の窓や2階の小窓などもプランニングによっては検討したいもの。物置や室外機などが足場となって侵入される恐れがある場合などを考慮するようにしましょう。

シンプルなデザインの面格子。洋風の住宅に適するヒシクロス。[アルミ面格子undefinedヒシクロスundefinedシャイングレー]undefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

シンプルなデザインの面格子。洋風の住宅に適するヒシクロス。[アルミ面格子 ヒシクロス シャイングレー]  LIXIL

■建物への取り付けは強固に
面格子の強度や設置方法によっては簡単に破壊されたり、外されてしまう場合も。面格子が強い素材や造りであると同時に、取り付け方法も防犯性に影響するので注意が必要です。基本的には、壁に穴を開けてネジで固定することになりますが、長いネジを用いてしっかりと下地材に固定すること、ネジの頭をつぶして接着剤などで固定すること(後から外れないようにするため)なども対策方法のひとつと言われています。

商品にも、容易に取外すことができないワンウェイねじを使用したり、一般的な工具では外すことができないようにしたものもありますし、壁ではなくアルミの枠に金具で取付けるもの、窓サッシと一体化して防犯性を高めたタイプなどもみられます。

耐候・耐久性に優れた表面処理により、清掃やメンテナンスも容易。undefined[スマートカバー工法/マドリモ たて面格子 LA(壁付タイプ)]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

耐候・耐久性に優れた表面処理により、清掃やメンテナンスも容易。 [スマートカバー工法/マドリモ たて面格子 LA(壁付タイプ)]  YKK AP

■防犯性の高い商品を選ぶ
面格子そのものの防犯性能は、「防犯性能の高い建物部品」かどうかで確認を。これは、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」による防犯基準にクリアした製品(CPマークで表示)のことで、既存商品に比べて防犯性能が高い製品のこと。メーカーのカタログやショールームの展示商品にはCPマークが付いているので、選ぶ際には確認するよう にしましょう。

■設置する窓形状などに合わせて選ぶ
一般的な面格子は、窓の外に設置しますが、室内側に格子を取り付けるタイプもあります。外開きなどの窓形状のため面格子を取り付けられない場合、外観デザイン上面格子を設置したくないケースなどに向いているものです。窓の開閉スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
太い格子の強固なつくりの面格子。滑り出し窓やオーニング窓などに。簡単施工でリフォームにも。[室内面格子undefined固定式undefinedホワイト]undefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

太い格子の強固なつくりの面格子。滑り出し窓やオーニング窓などに。簡単施工でリフォームにも。[室内面格子 固定式 ホワイト]  LIXIL

お手入れを兼ねて点検を

面格子は、頻繁に掃除をするところではありませんが、ガタついていないか、ネジが緩んでいないか、などの点検を兼ねて年に数回はお手入れを。室内側と屋外側からそれぞれチェックするようにしましょう。通常はからぶき程度で埃を、素材によって錆などが出ていたら補修すること。2階など高い場所にある場合は、危険が伴うので業者さんなどに依頼するようにしましょう。
きめ細やかな肌目と赤褐色の落ち着いた色合いが美しいデザイン。 [和風面格子undefined花伝(槇調)]undefined LIXIL undefinedhttp://www.lixil.co.jp/

きめ細やかな肌目と赤褐色の落ち着いた色合いが美しいデザイン。 [和風面格子 花伝(槇調)]  LIXIL  

間取りや窓のプランに合わせて面格子をつけたとしても、防犯面は確実に安心、というわけではありません。あくまでも、面格子は、抑止力のひとつであり、完全に侵入を防ぐ事はできないことを理解しておきましょう。窓の施錠は忘れずに行うなど、日頃から防犯意識の高さをアピールすることは、侵入者から住まいを守る大切なポイントです。


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