トップライトの種類と特徴

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手の届かない場所に設置した場合、フック棒で開閉する。[スカイシアター TT手動型 フック棒]  LIXIL

トップライトとは、天窓やルーフ窓(ルーフウィンドウ)とも呼ばれ、屋根(上方)に取り付けられた窓のこと。太陽の光をたっぷりと取り込み、明るい空間をとするために、新築やリフォームの際に、取り入れるプランも多くみられます。商品的には、いくつかの種類があり、プランやライフスタイルに合わせて選ぶことができるでしょう。

■スタイル  固定式と開閉式がある。風も取り込むなら開閉式を
スタイルとしては、固定式(フィックス)と開閉式があります。固定式はあくまでも光を取り込むことを目的とする場合に用いられます。光だけでなく、風を取り込みたいのであれば、開閉式の方がいいでしょう。

■開閉操作  手動式と電動式。設置位置やライフスタイルに合わせて
開閉の操作方法によって、手動式と電動式に分類することもできます。手動式には、手元で開閉するタイプだけでなく、手の届かない高所に設置した場合に用いる、棒状のフックのようなもので開閉操作できるタイプもあります。

電動式は、壁付けのスイッチや手元のリモコンで操作するもの、雨が降ると自動で閉まるセンサーが付いたタイプ、設定温度に対して自動に開閉する温度センサー付きのタイプなどの商品も揃っています。また、リフォーム向けに、電動ソーラー式の商品も。ソーラーパネルと蓄電池が内蔵されているので、配線工事の必要がないのが特徴です。

強化ガラスや複層ガラスなど。汚れのつきにくいガラスも

ブラインド本体にソーラーセルとバッテリーが内蔵。遮光性に優れた後付けも可能なハニカムブラインド。undefined[天窓シリーズundefinedソーラーバッテリーブラインド遮光タイプ]undefined YKK AP http://www.ykkap.co.jp/

ブラインド本体にソーラーセルとバッテリーが内蔵。遮光性に優れた後付けも可能なハニカムブラインド。 [天窓シリーズ ソーラーバッテリーブラインド遮光タイプ]  YKK AP

トップライトのサッシ枠素材は、メーカーによって異なりますが、通常の窓と同様にアルミ製や木製(室内側枠など)。ガラスは、複層ガラスや遮熱複層ガラス、強化ガラスや合わせガラス、網入りガラスなどを取り入れることも可能なので、条件に適したタイプを取り入れることができるでしょう。また、メーカーによっては、汚れのつきにくいガラスを揃えているところもあります。

専用の網戸やブラインドも揃う

商品によって異なりますが、専用の網戸やブラインド、スクリーンや遮光スクリーンなども揃っていますし、ブラインドメーカーからもトップライト向けのブラインドは提案されています。ブラインドやスクリーンにも電動タイプ、手動タイプがあるので、設置する場所に適したタイプを選ぶことが大切でしょう。

トップライトを設けるメリット・デメリット

■豊かな採光が得られる
トップライトを設けるメリットは、なによりも豊かな採光を得られること。同じ大きさの一般の窓と比べ3倍の採光を得られるといわれています。また、上からの光は、ひとつの壁面からの光よりも、空間の隅々までいきわたるため、空間に広がりが感じられるという特徴も。その他、空へ向かっているため開放感を得ることができるとともに、プライバシーを守ることもできるでしょう。

特に、都市部などの密集地、近隣に高い建物があるなど、窓を設けても、日あたりが悪く一日中暗い部屋となってしまったり、プライバシーが守れない場合、上からの光を取り込むことは有効な方法のひとつです。

■家の中に風が通り抜ける
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上下に開口部を設けることで、風の流れが生まれる。 [スカイシアター 採風イメージ]  LIXIL

開閉式のトップライトであれば、建物の上下階の温度差によって、風が上下に通り抜け、汚れた空気を排出、家全体に新鮮な空気を取り入れることができるのも大きなメリット。開口部を上下に設けることで、家中に空気の流れ道ができ、通風や換気の効果が高まり、夏でも涼しく過ごすことができるでしょう。

■効果的なのは北側や東側
一般的に、トップライトからの採光が効果的なのは、暗くなりがちな北面や東面など。たとえば、北側にプランニングされることが多いバスルームや洗面室、キッチンなどに設けると、明るく爽やかな空間が実現するでしょう。洗濯物を部屋干しするユーティリティなどでも重宝します。また、光を取り込みにくい中廊下などに設けることで、明るさを確保することができるでしょう。

■夏の日射しには注意が必要
デメリットとしては、南面などに設置すると真夏の暑さに悩まされるケースがあること。設置場所によっては、夏場の日射しを遮り紫外線の侵入を防ぐ遮熱複層ガラスなどを用いたり、スクリーンやブラインドなどの設置を検討することが必要でしょう。

保証やアフターメンテナンス体制を確認しておきたい

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 プライバシーを確保しつつ、明るい空間を実現できる。[天窓シリーズ]  YKK AP

厳しい自然環境にさらされる屋根面に取り付けるトップライトは、雨水の侵入や開閉部分の不具合などが気になるもの。取り入れる際には、専門的な部分は、設計担当者に確認するとともに、保証やメンテナンス体制をチェックしておくことも大切です。不具合などの際の、施工会社やメーカーの連絡先、開閉ができなくなった場合の応急処置の方法なども確認しておくこと。メーカーによっては、数年ごとの点検を行うシステムなどを用意しているところもみられます。


トップライトは明るさや換気だけではなく、プランニングによって、空間そのものに広がりを感じさせてくれる魅力的な建材のひとつ。太陽の光だけでなく、夜空の星を眺めることができることに魅力を感じる方もいらっしゃるでしょう。

取り入れる際にはトップライト単体で考えるのではなく、空間全体としてプランニングしなければ、その良さを十分発揮することができません。トップライトに魅力を感じているのであれば、間取りプランを考えるのと同時に、設置する目的やイメージを設計者に相談し、早めに検討することが重要でしょう。


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