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みんながやってる防犯対策ランキング(2ページ目)

自分の家は自分で守る時代。ではよその家ではどんな防犯対策をしているのでしょうか? みんながどのような対策をとっているか、gooランキング「自宅でやっている防犯対策ランキング」から見てみましょう。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

昔ながらの防犯対策
犬を飼う、砂利を敷く、植木の手入れ

犬を飼うのも効果的
犬を飼うのも防犯上効果的。
ランキングには昔ながらの防犯対策が3つもランクインしています。犬を飼う(4位)、砂利を敷く(5位)、植木の手入れ(6位)といった対策です。防犯カメラ、セキュリティーシステム、ディンプルキーといった近代の防犯システムが確立する前からある方法で、昔からの住まいの知恵と言って良いでしょう。

侵入盗はまず下見して、入りやすい家かどうか見極めてから犯行に及ぶと言われていますが、下見にきた侵入盗が嫌がることに、「犬がいる」「隣近所からの見通しが良い」が条件に入っています((財)都市防犯研究センター調べ)。

ガイドの実家でもそうしていましたが、昔から番犬として犬を飼う家はたくさんありました。植木の手入れをすると庭の見通しが良くなり隠れ場所がなくなりますし、「この家は住まいに気をかけている」ことを感じさせ、それが泥棒よけになるのです。砂利を敷く方法も侵入時に足音がするので嫌われます。

このように、昔ながらの防犯対策には「泥棒を寄せ付けない」効果があります。

近代的な防犯対策
センサーライト、ホームセキュリティ

センサーライトの例
センサーライトの例。外部用コンセントの有無で取り付け費が変わってくる。
それでは次に、ランキングの3位、8位に入っている近代的な防犯対策、センサーライトとホームセキュリティについて見てみましょう。

第3位の「センサーライトの設置」は戸建住宅・マンションともに有効です。センサーライトとは、夜間に人影などをセンサーで検知した時、パッとライトがつく仕組みの防犯器具です。暗がり時の足元灯にもなります。庭や車庫などで見通しが悪い死角につけます。侵入盗をキャッチしてフラッシュをたいて威嚇し、また隠れ場所を作らないようにします。最近では手軽な費用で設置が可能になりました。

【センサーライト設置の参考費用】
・近くに外部用コンセントがある場合……1万円~
・コンセントがない場合……3万5千円~

同じく7位に入っていたホームセキュリティの導入ですが、最近はさまざまなプランの中から必要なメニューをセレクトし、お手軽な価格から始めることができるようになりました。プランの提供元も、警備会社、ガス会社、家電メーカーなどが、得意分野を生かしたメニューを出しています。ホームセキュリティは防犯だけにとどまらず、生活のちょっと困った!(例:ガス栓を閉め忘れた、留守中のお花の水やりをしてほしいなど)をケアするサービスも出ています。賢く利用したいですね。

【関連記事】
防犯・防災・生活便利なホームセキュリティ

昔ながらの知恵と近代的な防犯システムをうまく取り入れて、空き巣を近づけない防犯対策を取るようにすると良いですね!それでは意外と多い無施錠や、最近多いサムターン回しの対策を次ページで見てみましょう。
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