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将来価値でみる中古マンション2 戸数規模(2ページ目)

前回の将来価値でみる中古マンションシリーズ「管理形態」に引き続き、今回は「戸数規模」です。管理費の妥当性をみるには、管理形態と戸数規模が大きく関わってきます。

将来価値の維持のために
妥当性の高い管理費はいくらか?

それでは将来価値の維持のために妥当性の高い管理費について、目安となる額をご紹介しましょう。

総戸数200戸~
大変良い 280円以上/m2
良い 250円以上280円未満/m2
普通 220円以上250円未満/m2
不安 220円未満/m2

総戸数400戸以上(上記200戸~の額から5%引いた額を目安とするとよいでしょう。)
大変良い 266円以上/m2
良い 238円以上266円未満/m2
普通 209円以上238円未満/m2
不安 209円未満/m2

マンション評価ナビ」が評価した総戸数400戸以上の中古マンションで、傾向として多かったのは、実は住民専用ラウンジ・ゲストルームなどの豊富な共用施設やコンシェルジュサービスがありながら、管理費が209円未満/m2の物件でした。低く抑えられる理由として、駐車場代金の充当といった説明を受けたりしましたが、駐車場の空き率が高まる傾向にあるなか、正直なところ大丈夫なのか?といった印象を持ちました。


次のページでは、実際に70m2の住戸で換算した管理費の差をみてみましょう。

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