前回の「DINKSの収納術1~ホームロジスティック考」に引き続き、DINKSの収納術シリーズです。

私たちの生活は、何かのコトをするために、モノを使うことであると置き換えることができます。そして、コトに応じてモノを調達します。優先順位の高いコトとしてあげられるのは食事など。マンションでシンプルライフを実践し、いつも片付いた状態を保つためには、マンションの特質を把握することが大切です。

DINKSに向くインテリアは「シンプルモダン」

まずは、マンションのインテリアの傾向をおさえておきましょう。DINKSに向くマンションのインテリアは、新築・中古を問わず多くはシンプルモダン系です。身近なところでは、MUJI、IKEA、BoConceptなどが展開するインテリアとマッチするデザインの流れです。このシンプルモダンの空間に合うもの・合わないものを知っておくと良いでしょう。そうでないと、買ってはみたものの何かしっくりしないから、という理由で使わないでも捨てられないからと、とっておくモノが増え片付かなくなってしまいます。

シンプルライフのポイント
その1 食事に必要なモノの調達法

食事というコトに欠かせない食器。シンプルモダンのインテリアスタイルに合う食器は、白でかたちもシンプルなものです。食器もインテリアの一部ですから、全体のバランスを考えるとおのずとシンプルな白ということになるのです。有田や九谷などの色彩豊かな陶器は、残念ながら、マンションライフには馴染まないように思います。

白の洋食器を大皿、中皿、小皿、小鉢(スープ用にもなる)と飯椀、汁椀、6セットを基本にします。和食からエスニックまでいろいろな料理を家庭で楽しむのは、私たち日本人特有のライフスタイルではありますが、料理に対応して食器類まで二重、三重、に収納しておくことはできません。シンプルな白い食器であれば何料理にも合います。

内外の洋食器メーカーであればMUJIからジノリなどのブランド物まで、どこでも定番商品として製造しています。シンプルながらもデザインは多様ですから、選ぶ楽しみは結構あります。どうしても色モノが欲しければ、マイカップ、マイ小皿を集めることにしましょう。洋服のコーディネートでいえば、さし色といったところでしょうか。

インテリア選びも重要

食事は団欒というコトも同時に行なわれます。よって、団欒が弾むインテリアも重要です。座り心地の良いダイニングテーブルと椅子は必須のモノでしょう。あえて低めの大テーブルと椅子にして、団欒にも、TVを見るのにも、ちょっとした仕事にも使い勝手のよいダイニングセットというモノにしておくと快適です。このダイニングセットがあれば別途ソファを用意する必要もないので、リビングダイニングが広く使えます。

リビングダイニングが狭くて片付かないと、団欒も少なくなっていく傾向にあります。くつろげて、広く使えるダイニングセット、日本人にライフスタイルには合っています。マンションのモデルルームでよく見かける13畳前後のリビングダイニングに無理やり置いてあるお約束のソファは、場合によっては「いらない」という選択肢もあるのでは、と思います。

また、「カワイイ!素敵!」と衝動買いした小物・雑貨も、シンプルモダンに合わないアジアンテイスト、和風、クラシカルなモノであれば結局、置いておけず、かといって捨てることもできず死蔵品と化してしまいますので、要注意です。

次のページでは、料理に必要なモノの調達法をお話しします。