女性に優しいマンションの開発に@cosme編集部が参加

新日鉄興和不動産が、都営地下鉄三田線「板橋本町」駅徒歩2分のマンションを開発するにあたり、プランニングのパートナーとして白羽の矢を当てたのは、コスメ・美容の総合ポータルサイト「@cosme(アットコスメ)」でした。

今回のマンションは95戸中70戸超が30平方メートル台なので、コンパクトサイズの住戸が中心のいわゆる「コンパクトマンション」です。そこで、「女性のことをよく知っている企業」と提携しようと考えたそうです。

@cosmeを選んだ理由をマンションの開発担当者に聞くと、20代~30代女性の3人に2人が利用している媒体であること、美容だけでなく生活全般に広い知見を持っている企業であること、などが大きな理由だということです。

まず@cosme編集部も参加した「Plus Be@uty PROJECT」を立ち上げて、@cosmeメンバーにアンケートを実施し、その声を分析し、プランニングをしてできた「リビオレゾン板橋本町ステーションサイド」とは、いったいどんなマンションなのでしょう?

筆者も美容に気を配る女性の一人。アンケートに納得感あり

@cosme編集部でさえ驚いたという、アンケートから浮かび上がった「美容に気を配る多くの女性たちの暮らし方」について見ていきましょう。

紫外線対策として、外出する際に日焼け止めを塗るのは当たり前ですが、実は室内にいながら日焼けすることを懸念して、カーテンを閉めたり、家にいる日も日焼け止めを塗る人が多くいたとか。一方で、できるだけ自然光を取り入れたいという声も多いといいます。

メイクやスキンケアをする場所(複数回答)を聞いたところ、1位が洗面所(47%)、2位が自分の部屋やベッドルーム(45%)、3位がリビング(43%)という結果が出ました。@cosme編集部の分析によると「スキンケアはお風呂から出てすぐに洗面所でやる人が多いようですが、メイクは“テレビを見ながら”や“明るい場所で”といった理由で、自分の部屋にドレッサーを置いたり、リビングに化粧道具を持ち出してしている人も多いことが分かりました」。

それから、肌や睡眠への関心も高く、ナノイーを発生させる美顔器を使っている女性も多いそうです。で、美容に関心のある筆者自身も、実は毎晩使っています。1台目が壊れたので、2台目を投入するほど。さらに、家で仕事をするときに日焼け止めも塗っていますし、メイクは洗面所でやっています。

では、こうした女性の暮らし方が、どのようにプランに反映されたのでしょうか?

間取り図

30平方メートル台の間取りの例

寝室

寝室の天井にナノイー発生器「エアイー」を設置(モデルルームにて撮影)


例えば、普通コンセントは壁にありますが、リビングの真ん中に「フロアコンセント」を設置して(一部住戸)、ドライヤーやスマホ・PCなどを使いながら、リビングでヘアメイクができるようにしています。

図解

紫外線カット率80.4%のLow-Eガラスを採用

サッシのガラスには、紫外線を大幅にカットする「Low-Eガラス」を採用しました。省エネ性も高いLow-Eガラスはコストもかかるので、高額なマンションで採用されることが多く、コンパクトマンションでは珍しいのですが、このマンションでは紫外線対策として採用したそうです。

寝室となる洋室には、スイッチ一つで稼働するナノイー発生器である「エアイー(天井埋込み型ナノイー発生機)」を設置。これなら、美顔器だと必要となる水を入れなくてよいそうです。

また、メイクをする際には洋服とのコーディネイトも考えるということで、洗面室と洋室をウォークインクロゼットでつなぐ動線にしたり(一部住戸)、リビングに室内物干しを設置することで、冬場に濡れたタオルを干して湿度調整ができるようにしたりといった工夫も随所に見られます。

使いやすさを実感!女性のための洗面化粧台を商品化


女性の声が集大成されているのが、洗面化粧台です。注目したいのは、照明と収納です。

洗面台

@cosmeと共同開発したオリジナル洗面化粧台


まず照明では、天井のダウンライトに電球色と昼白色の切り替え機能が付いていて、左の壁のスイッチで切り替えられるようになっています。いわゆる蛍光灯の昼白色だと明るすぎて、濃いメイクになりがちという声を反映して、自然光に近い電球色に切り替えられるようにという配慮です。
切り替え写真

昼白色(左:5000K)と電球色(右:2700K)の切り替え(モデルルームにて撮影)


加えて、上からの照明だけだと顔に影ができるので、三面鏡の間にツインLED照明を採用して(一部住戸)、正面からも光が当たるようにしています。

次は、収納です。
洗面収納

オリジナル洗面化粧台の下部収納(モデルルームにて撮影)


洗面ボウル前に「前倒し」タイプの引き出しが付いています。ここは、細かい化粧アイテムが見やすく収まるようになっています。前倒しタイプにしたのは、「メイクする人と鏡との距離を広げたくないから」だそうで、近眼の筆者はアイメイクでは鏡に近づきたいので、こうした発想はうれしいものです。

この収納にはほかにも工夫がいっぱいで、例えば口紅スペース(真ん中の丸の部分)は、同じブランドの色違いだと外観が同じで区別がつかないので、口紅のお尻側を見せてストックするといった配慮がされています。試供品のパウチサンプル(左の丸の部分)も、目の届くところにストックすれば、しまったままになりません。蓋をしたいものには、蓋(右の丸の部分)も用意されています。

引き出しは、高さを確保できるようにこだわったそうです。高さがあれば、例えば背の高いヘアスプレーなどを収納できるし、化粧品を入れたボックスをそのまましまっておいて、リビングにボックスごと持ち出すといったことができます。
鏡裏収納

オリジナル洗面化粧台の鏡裏収納(モデルルームにて撮影)


三面鏡の裏には、ティッシュ置き場やヘアドライヤー・ヘアアイロンの置き場所も用意されています。コンセントは壁にもありますが、鏡裏にも用意して(合計4口)、ドライヤーなどの電源をコンセントに刺したままでも鏡を閉じることができるようになっています。

実際に@cosme編集部から開発経緯を伺いながら見学すると、女性の使い勝手を考えた細かい配慮が、あちこちに散りばめられていることがよくわかりました。

マンションの開発担当者によると、「ターゲットを絞りこんで、ニーズのある商品にはこだわる一方、ニーズの少ない商品(床暖房やミストサウナなど)は採用しないといったメリハリをつけることで、マンションの価格が上がらないようにコスト管理をしました」ということでした。

さて、新築マンションとしての評価は、立地やマンション全体のプラン、広さなどのそれぞれの希望条件に合うかどうかが決め手になるので、皆さんがそれぞれ判断されればよいと思います。しかし、@cosmeのサポートがないと実現しなかった工夫は、見ておきたいポイントだと思います。


ところで、「スプレータイプの化粧水をティッシュに吹きかけて、顔の保湿をしてから化粧をするのが、@cosmeメンバーの常識」と聞いて、美容に関心のある女性の一人である筆者は、さっそくスプレータイプの化粧品を買いに行きました。まだまだ磨きをかけたいと思っているので(笑)。

モデルルームで撮影した以外の画像提供/新日鉄興和不動産

【関連サイト】
「リビオレゾン板橋本町 ステーションサイド」公式ホームページ
https://www.nskre.jp/itabashi/
「@cosme(アットコスメ)」公式ホームページ
http://www.cosme.net/
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