DINKSの収納術2～目指すはシンプルライフ(2ページ目)

シンプルライフのポイント
その2　料理に必要なモノの調達法

調理家電は、オーブン付き電子レンジ、炊飯器に絞ってシンプルライフを

食事に付随するコトである料理に必要なモノをみてみましょう。DINKS向けマンションのキッチンは、3.5畳程度です。このスペースに置くべき最低限の電気製品は冷蔵庫、オーブン付き電子レンジ、炊飯器です。バリエーションとしてトースター、オーブントースター、ジューサ、ミキサー、餅つき機、パン焼き機等、調理方法を細分化した製品が多々ありますが、使用頻度や他の器具の代替可能性からみて、優先順位は高くありません。

また、鍋は、平鍋、深鍋、中華鍋、土鍋の4種類で十分でしょう。ただし、鍋などの調理器具は一度買うと20年、30年、場合によっては一生もつものです。したがって、思い切って最上品を揃えても十分に元がとれますし、何より毎日使うものなので、そのほうが気分よく料理できます。これこそシンプルライフの極みです。

調味料は数を揃えず、少数で上手く調合する

いろいろな料理をするためには、いろいろな調味料が必要となります。が、すべてをとり揃えると相当なモノの量になります。プロの飲食店ではないので、ある程度のところで抑える必要があります。そのためには、基本の調味料をうまく調合したり、代替品（ちょっとの違いは良しとする）たとえば、サラダオイルの替わりにオリーブ油1本でよしとする、とんかつソースはやめてウースターソース1本にする。市販のドレッシングや焼き肉のたれ、ポン酢はやめて、醤油や酢など基本の調味料を組み合わせる、といったことでモノの種類を減らすことを心がけます。

次のページでは、掃除に必要なモノの調達法をお話しします。