今のお住まいは賃貸ですか?家賃は毎月どれくらい支払っていますか?マンション購入に踏み切った方に「購入のきっかけは?」と尋ねると、「家賃を払うのがもったいないと思ったから」との答えが、たくさん返ってきます。ご存知ですか?月約8万円の家賃は、2500万円のローンを組んだのと同じくらいになります。

独身でマンション購入された方は、「毎月同じだけ負担するのなら、買っちゃった方が得!」と判断した方が多いようです。あるいは、「今の家賃に少しプラスするだけで、自分のお城が手に入るのならば、少々の無理は頑張っちゃう」という方も…彼女たちは、明確な意思をもって真剣に「マンション購入」という一大イベントに向かっているのです。


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■賃貸派には2つのタイプあり!

賃貸派といっても、厳密にいうと2つのパターンに分かれます。

「仕事やライフスタイルの変化に合わせて住む場所も変えたいから」とか、「いつもキレイな新築マンションに暮らしていたい」、「飽きっぽいから一箇所に住み続けるのはムリ」等、購入派のようにはっきりとした考えのもと賃貸住宅に住んでいる「積極的賃貸派」。その反面、賃貸に住む明確な理由があるわけではない「何となく賃貸派」が多いのも賃貸派の特徴と言えるでしょう。さて、あなたはどちらのタイプ?今の暮らしに満足していますか?少しだけ、自分の周りや部屋の中を見回してみましょう。


■賃貸派と購入派、住居費はどれくらい?

「じゃあ、賃貸と購入はどちらが良いの?」という質問はごもっともです。でも答えはすぐには出せません。ライフプランやあなたの考え方によるからです。あなたはこれからもずっと賃貸住まいを続けていきますか?簡単ですが、計算をしてみました。

毎月の家賃が8万円だとしたら…

1年間で96万円、35年間で3360万円。

それも賃料の値上げがなかったと考えてです。契約更新のたびに更新料が発生したり、家賃が上昇していくとなるとさらに大変です。4000万円近い支払い総額となってしまいます。賃貸派の初期コストは、敷金、礼金、保証金など。家賃1か月分くらいの仲介手数料が必要な場合もあります。

では、購入したら?
(2800万円のマンション 頭金:300万円 住宅ローン:2500万円 金利:1.875% 返済期間:35年)

毎月返済額は81,220円(ボーナス払いなし)、35年間で3412万円

賃料がUPすれば、支払総額が増えるように、住宅ローンも変動金利のものであれば、金利上昇とともに支払額は増額します。さらに、購入の場合は初期コストとして、100万円前後のお金が必要です。


■賃貸・購入それぞれのメリット

まず、賃貸住まいのメリットを考えて見ましょう。初期コストが安い。場所や家に縛られず、身軽に移動が可能。引越し好きには良いかもしれませんね。

では、購入派のメリットは?初期コストは賃貸住まいに比べると、はるかに高いですね。また管理費や修繕積立金、固定資産税、都市計画税などは購入後も必要になってきます。でも、住み心地のレベルや構造、設備仕様などは賃貸マンションよりも分譲マンションの方が充実しています。さらに、住宅ローンの完済後は、住まう場所を心配したり、家賃の値上がりを心配したりする必要がなく、老後の備えとしては大変心強いものがあります。支払い総額も短期でみれば賃貸派のほうが少なくてすみますが、長期で見れば見るほど、購入派の方がお得になります。

さて、購入するほうがメリット大だとわかっていても、心配なことは多々あります。次ページでは、購入することへの不安について考えてみましょう。