アルゼンチンの名物料理
とにかく肉を食べまくるのが、アルゼンチンの食の楽しみ
それ以外では、エンパナーダというミートパイ、チョリソー(ソーセージ)をパンに挟んだチョリパン、ハムとチーズのトスタード(ホットサンド)といった軽食もお手軽で人気。イタリア系の住民が多いので、ピザが美味しいことでも知られています。
ブエノスアイレスのような都会にはカフェがたくさんあるので、カフェ巡りも楽しみのひとつです。カフェ・コン・レチェ(カフェオレ)とメディアルナ(クロワッサン)はアルゼンチンの定番朝食メニュー。ケーキやチュロスなどの甘いデザートも豊富です。
一方、日本ではなかなか味わえないアルゼンチン名物の代表は、マテ茶でしょう。ひょうたんで作ったマテ容器に、ボンビージャという金属のストローをさして飲むお茶です。かなり苦いので好き嫌いが分かれるところですが、ビタミンやミネラルなど栄養価が高いので、最近では健康食品としても注目されています。マテ茶の容器はいろいろな種類があるので、お土産にも最適。
そして忘れてはならないのが、アルゼンチンワイン。隣国チリのワインの方が日本ではメジャーですが、アルゼンチンも世界5位の生産量を誇るワイン大国なのです。とにかく安くて美味しいので、ワイン好きにとってアルゼンチンは天国のような場所。十万円以上する高級品もたくさんありますが、数百円でそこそこ上等なボトルが買えたりします。ビノ・ティント(赤ワイン)が主流ですが、ビノ・ブランコ(白ワイン)の銘品も数多く作られています。ただし、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。