建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

中古木造住宅、光の箱への変貌[HOUSE-R](8ページ目)

30代の建て主が、築40年の古い木造モルタル住宅を購入。「もったいない」をキーワードに、既存の骨組みと外壁だけを残して全面リフォームしました。その「劇的」な様変わりをご覧下さい。

執筆者:川畑 博哉




フライング・キッチン


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台所
上/キッチンの天井は日よけのテント。下/カウンターはステンレスヘアライン仕上げ。


キッチンは天窓の下にあり、その光を拡散するかのように天井には日除けの白いテントがかかっています。薄いステンレスのカウンターは壁から張り出し、床にはリビングのスギのフローリングと一線を画すかのように、厚さ6cmのFRP製のハニカムコアパネルが敷かれています。陽の光に満たされたこのキッチンに立つと、まるで宙に浮いたかのような錯覚にとらわれます。

◆建築家プロフィールと建築データ



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