「そもそも、オールアバウトの記事をご覧になって、Aさんが私たちにメールしてくださったんです。」と建築家の中島さん。それは2005年8月24日に掲載された「streetをもつ家 中島研さんのオセロハウス」。Aさんは以前から「自分の時間を静かに過ごせる空間が欲しい」と、いろいろと物件探しをしていました。2年前に現在の土地が見つかり一戸建てを建てることを決意。ネットで建築家を捜していた時、『オセロハウス』の記事が目にとまったそうです。



トンガリ屋根のサイコロの家


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外観
上/屋根はガルバリウム鋼板葺き。外壁はモルタルにリシン吹付け仕上げ。下/黒い壁で囲われた屋根のない玄関スペース。枕木はオーストラリアからの輸入材。


大きな黒いサイコロの上にトンガリ屋根という、一度見たら忘れることができない印象的な外観。設計するにあたって中島さんが考え出したコンセプトは「螺旋の導線」です。家の正面向かって左側からアプローチ>正面を通りぬける>角を折れて見えてくる玄関スペースに入る>玄関の突き当たりを左に曲がる>キッチンの脇を通る>正面の丸柱の手前で左に曲がり、仕事部屋に入る。このよどみない流れがAさんの日常の基本になっているのだとか。

◆建築家プロフィールと建築データ