建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

中古木造住宅、光の箱への変貌[HOUSE-R](6ページ目)

30代の建て主が、築40年の古い木造モルタル住宅を購入。「もったいない」をキーワードに、既存の骨組みと外壁だけを残して全面リフォームしました。その「劇的」な様変わりをご覧下さい。

執筆者:川畑 博哉




サンルームの吹抜け


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吹抜け
天窓の奥行きは3m。


階段室から見上げると天井が透明になっています。窓が極端に少ないこの家は、ほとんどがこの天井から光を採り入れています。「透明のFRPの波板を直角に重ね張りしただけですが、強度も十分保たれています」と、池村さん。また、2階の上がり口の壁のズレを利用して、スリットが設けられています。まるで直交する壁が独立しているかのような錯覚を引き起こすと同時に、外の光を採入れ、さらに視線を奥に導くことで狭さを意識させないという3つの役割を担っているのです。

◆建築家プロフィールと建築データ



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