中国・北京の玄関口、北京首都国際空港
滑走路3本の大型空港
総工費37億5千万ドルのターミナル3
- 北京首都国際空港ターミナル案内
- 第1ターミナル(T1/1号航站楼)
- 第2ターミナル(T2/2号航站楼)
- 第3ターミナル(T3/3号航站楼)
- 入国の流れ
- 出国の流れ
- 中国の入出国時の免税範囲と輸出入禁止品について
- 中国の液体物持込制限について
- 北京首都国際空港での両替
北京首都国際空港は1958年に開港し、今日では、中国国内のみならず、アジアでも最大規模を誇る空港とされています。北京オリンピックに向けて設備の増加や整備がすすめられ、2019年8月現在、3つのターミナルと3本の滑走路、2つの管制塔が同時活用されています。
ショップにはパンダや少数民族人形が
それでは、中国最大の空の玄関口「北京首都国際机場(中国語ではこう書きます)」に到着しても迷子にならないように、施設を簡単にご案内したいと思います!
■北京首都国際空港
問合せ電話番号(24時間):+86-01-96158
クレーム電話番号:+86-01-96158
シャトルバス問合せ電話:+86-01-6459-4375/76
空港タクシー手配・管理電話:
1号停車楼:+86-10-6459-6539
2号停車楼:+86-10-6459-6539
3号停車楼:+86-10-6455-9992
忘れ物預かり所:
第1ターミナル:+86-10-6459-8333
第2ターミナル:+86-10-6459-8333
第3ターミナル:+86-10-6453-0030
医療救急ステーション
第1ターミナル:+86-10-6454-0999
第2ターミナル:+86-10-6459-1919
第3ターミナル:+86-10-6453-0120
北京首都国際空港ターミナル案内
朱がアクセントの巨大ターミナル
インフォメーションも笑顔で
第1ターミナル(T1/1号航站楼)
1階が到着ホール、2階が出発ホールとなり、一部の国内線発着にのみ使用。【T1発着の航空会社】
(国内)海南航空、北京首都航空、大新華航空、雲南祥鵬航空、天津航空
第2ターミナル(T2/2号航站楼)
1階が到着ホール&各交通機関の乗り場、2階がチェックインカウンター&出発ホール、3階が到着手続き&飲食店・免税店。国内・国際線の両発着に使用。第一ターミナルへは専用通路があり、徒歩5分で到着。第3ターミナルへは、シャトルバスでの移動(約10~20分間隔の運行、約10分で到着)。【T2発着の航空会社】
(国内)中国南方航空、重慶航空、中国東方航空、上海航空、厦門航空
(国際)中国南方航空、海南航空、中国東方航空、北京首都航空、厦門航空、香港航空、高麗航空、大韓航空、フィリピン航空、セブパシフィック航空、ガルーダ・インドネシア航空、ガルーダ・インドネシア航空、マレーシア航空、ベトナム航空、スリランカ航空、パキスタン国際航空、イラン航空、ウクライナ国際航空、エア・アスタナ、トルクメニスタン航空、ウズベキスタン航空、アエロフロート・ロシア航空、オーロラ、エールフランス航空。エーグル・アズール、アリタリア-イタリア航空、KLMオランダ航空、デルタ航空、アルジェリア航空
第3ターミナル(T3/3号航站楼)
いまにも動き出しそうな出発ロビーのドラゴン
ターミナル間の無料シャトル
【T3発着の航空会社】
(国内)中国国際航空、山東航空、深セン航空、四川航空
(国際)中国国際航空、キャセイパシフィック航空、キャセイドラゴン航空、マカオ航空、日本航空、全日本航空、全日本空輸、チャイナエアライン、エバー航空、アシアナ航空、シンガポール航空、タイ国際航空、MIATモンゴル航空、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空、オマーン・エア、エル・アル航空、トルコ航空、S7航空、ウラル航空、スイスインターナショナルエアラインズ、エーデルワイス航空、LOTポーランド航空、フィンエアー、ブリティッシュ・エアウェイ、オーストリア航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、エア・カナダ、エジプト航空、エチオピア航空、モーリシャス航空
<関連参考サイト>
■北京首都国際空港
入国の流れ
T3の出入国はAPMで移動
- 到着(Arrival)/ゲートからイミグレーションへ。
- 検疫(Quarantine)/記入済みの健康検疫カードを係員に渡して通過(※2019年8月現在、健康検疫カードは必要ないことがほとんど)。
- 入国審査(Immigration)/イミグレーションカウンターにて、パスポートと記入を終えた入国カードを提出し、入国審査を受けます〈T3利用の場合は、この後APMにて移動〉。
- 荷物受取(Baggage)/預けた荷物が流れてくるベルトコンベアーの番号を、フライト番号を本に掲示板で確認し、荷物が出てきたら自分でピックアップします。〈この後、搭乗手続きで荷物を預けた際の荷札(通常は航空券や搭乗券に貼り付け)と荷物につけられた荷札の番号を係りがチェックします〉。
- 税関(Customs)/申告の荷物があれば、申告カードを記入して赤色ゲートで手続きを、なければ緑色ゲートに進み、そのまま到着ホールへ。
- 目的地へ移動/後に紹介する各交通手段をご参考ください。
出国の流れ
ボードに従って移動はスムーズ
到る所にあるフライト案内
- 搭乗手続き(Check-In)/チェックインカウンターでパスポートを提出し、預ける荷物があれば手続を行い、搭乗券を受け取ります。〈T3利用の場合は、この後APMにて移動〉
- 空港に到着/モニターで利用航空会社のカウンター番号をチェックします。
- 出国審査(Immigration)/イミグレーションカウンターにて、パスポートと搭乗券、そして記入を終えた出国カードを提出し、出国審査を受けます。
- セキュリティ・チェック(Security)/手荷物のX線検査と金属探知機による身体検査が行われます。
- 搭乗(Boarding)/搭乗券に書かれたゲートには早めに向い、搭乗口や出発時間の変更などに備えて、途中にあるモニターで頻繁に確認しましょう。
中国の入出国時の免税範囲と輸出入禁止品について
ここで説明する内容は中国全土で共通します。特に輸出入禁止品を 違反しますと死刑となることもあるので十分に注意するようにしましょう。たとえ、知らずに購入した場合でも、貴重文物を国外に持ち出すことは重刑ですし、 文化財を9点以上持ち出した場合には、無期懲役以上に処せられることもあります。「人から預かった」という言い逃れはできませんので、他人の荷物は 預からないのが賢明です。■免税範囲
- 現金…外国通貨の場合米ドル換算で5000ドル、人民元の場合2万元を超える場合は申請が必要
- 物品…贈答品などとして中国国内に残す物品で、人民元換算2000元を超えるものは申請が必要(中国在住者は申請不要)
- 酒類…酒類(アルコール度数12パーセント以上のもの)1.5リットルまで
- 紙巻タバコ400本、葉巻タバコ100本、刻みタバコ500グラムまで
- 香水…個人で使用する範囲ならば申請不要
- あらゆる種類の武器、模造武器、弾薬、爆発物
- あらゆる猛毒類
- アヘン、モルヒネ、大麻、ヘロインおよび習慣性麻酔薬や精神性薬品
- 偽造貨幣、偽造有価証券
- 中国の政治、経済、文化、道徳に対して有害な印刷物、フィルム、写真、音楽レコード、テープ、CD(オーディオおよびビデオ)、コンピューター用ストレージ機器
- 新鮮な果物、ナス科野菜、生きた動物、(ペットとしての犬、猫は除外)、動物標本、動植物病原体、害虫および有害生物、動物の死体、土壌、遺伝子組み換え有機体組織およびその標本、動植物の疫病が発生している国や地域と関連のある動植物およびその標本やそのほかの検疫物
- 人畜の健康に障害をおよぼす物品、流行性疾病が流行している地域から運ばれてきた食品や薬物およびその他の物品
- 国家機密を伴った原稿、印刷物、フィルム、写真、音楽レコード、テープ、CD(オーディオおよびビデオ)、コンピューター用ストレージ機器
- 貴重文化財および輸出を禁止された遺物
- 絶滅を危惧される動植物および稀少動植物(それらの標本も含まれる)、またはそれらの種子や生殖物質
中国の液体物持込制限について
中国でも2005年より、機内への液体物持込制限が実施されています。その内容は日本と同じで、下記のようなものとなっています。- 機内に持ち込むすべての液体物は100ミリリットル以下の容器に入れる。液体物には歯磨き粉やヘアジェルなども含まれる。
- 1の容器をすべてジッパー付きの透明プラスティック袋に入れる。袋は最大20×20センチまで
- 機内に持ち込めるのは2の袋1つだけ
北京首都国際空港での両替
出発ロビーの両替所
出発ロビーにある中国銀行
どこで換えても同じ……ということはなく、換金手数料も0~50元と差があり、レートも多少違います。市街地では、ホテルや銀行などでも両替は可能ですが、空港からの移動交通機関でもお金がかかりますので、多少の人民元は持っておかれた方が安心でしょう。
>>>両替について更に詳しい情報は「北京の両替」をどうぞ。
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