「美味しかった」をはじめ、海外旅行先のレストランで使える英語表現とは
海外旅行でレストランに入ったら、勝手にテーブルについてはいけないのは、日本の多くのお店でも同じですね。案内係は、例えばこんなふうに聞いてきます。
How many people?
(ハウメニピープル/何人ですか)
答えはTwo.(ふたりです)、Three.(3人です)でよいのですが、日本人がよくやる、指を立てて数を教える方法はあまり上品な感じではないので、自分たちのグループを手で指し示す感じがいいかと思います。
<目次>
「美味しかった」は何という?海外旅行先のレストランでよく使う英語
レストランで一番多く使う表現は何だと思いますか? Please.では…?と思うかもしれませんが、Please.は「お願いしますよ」という結構強い表現なので、あんまり多用しません。実は、レストランに行くとひたすら言っていなければならない言葉はThank you.です。席に案内してもらってThank you.、メニューをもらってThank you.、飲み物を出してもらってThank you.と、何をしてもらっても必ずThank you.と返します。「ありがとう」だと思うと言いにくいので、日本語の「どうも」に当たると思えばいいでしょう。
レストランで使う英語表現の「~ください」はpleaseではない?
ウェイターさんとちゃんとやりとりするのがおいしく食べるコツ
I'll have grilled salmon.
(アイルハヴグリルドサマン/サーモンのグリルにします)
「食べる」というときにhaveを使ってI had lunch.(アイハドランチ/昼食を取りました)のように言いますが、それと同じ感覚で、I will have を縮めたI'll have~を使うのです。飲み物の場合も、同じようにお願いすれば大丈夫。
頼みたいものの名前が発音しにくいときは、メニューを指差しながら"I'll have this."(アイルハヴディス/これにします)と言ってみてください。メニューから顔を上げて、ウェイターさんとアイコンタクトを取りながら頼むといいでしょう。
「どんな味がするんですか?」の英会話フレーズ・例文
メニューの内容がよくわからなかったら、こんなふうに尋ねてみてください。What does it taste like?
(ワダズィトテイストライク/どんな味がするんですか?)
Is it hot/spicy?
(イズィトハト、スパイシ/辛いですか?)
Is it greasy?
(イズィトグリーシ/脂っこいですか?)
Could you explain this?
(クディユーイクスプレインディス?/これを説明していただけますか?)
veal(子牛肉)、venizon(シカ肉)など、普段あまりなじみのない単語を見かけることもよくあります。出発前にインターネットで外国のレストランのメニューを見て、少し調べておくといいですね。
「美味しかった」の英語フレーズ! 海外でのレストランマナーとは
海外のレストランでは習慣やマナーが異なり、「こんなときどうすれば?」ということもありますよね。日本の人がよく抱く質問にお答えします!Q 注文したものがなかなか来ない。通りがかったウェイターさんに声をかけていい?
A 欧米のレストランでは、テーブルごとに担当が決まっているので、誰にでも声をかければいいというものではありません(チップの問題などがからんでくるからです)。最初に注文を取りに来た人の顔を覚えて、こういいましょう。
My order hasn't come yet.
(マイオーダーハズントカムイェト/私の注文したものがまだ来ていません)
Q フォークを落としたが、ウェイターさんが気づいてくれない。
A 自分で拾うのはマナー違反。このように頼みましょう。
Excuse me. I dropped the fork. Could I have another one?
(エクスキューズミー。アイドロプトザフォーク。クダイハヴアナザワン/フォークを落としました。もう一つもらえますか?)
Q おかわりはできる?
A パンは無料で追加できることがあります。こんなふうに聞いてみてください。
Could I have some more bread?
(クダイハヴサモアブレド?/パンをもう少しいただけますか?)
Q ウェイターさんが話しかけてきたら、なんて答えればいい?
A 食事中に、"Is everthing all right?"(イズエヴリスィンオーライ?)のように尋ねてくることがあります。やりとりに自信がなければこう答えておけば大丈夫。
Just fine, thank you.
(ヂャストファイン、サンキュー/大丈夫です、ありがとう)
「おいしかった」と伝えたい場合には、こんな表現をおススメします。
It was very good, thank you.
(イトワズヴェリグド。サンキュー/とてもおいしかったです。ありがとう)
日本人はチップをどうするかを非常に気にしますが、チップをあげるのは最後の最後なので、多く払うとその場でよりよいサービスが受けられるというわけではありません。それよりも、ウェイターさんときちんとしたやりとりできるかどうかが、レストランの人への印象を決め、お勘定までのサービスのよしあしに影響してくるのです。
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