トラベル英会話/交通機関で使う英語

タクシーで行き先を英語で伝えよう!海外タクシーで使える英会話

海外旅行に出かけて空港から市内に向かうときは、タクシーを使うことが多いですよね。行き先を告げるには、「○○ホテル、プリーズ」でもいいのですが、もう少し使える英語フレーズを覚えてみましょう。日本にはないチップ文化についても紹介します!

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

タクシーで行き先を英語で告げるフレーズ

タクシーに乗ったら行き先を英語で伝えよう!タクシーで使える英会話

トラブルを防ぐためにも、流しのタクシーには注意しましょう!

海外旅行に出て、タクシーで行き先を伝えるとき、決まった言い方を覚えておけば大丈夫。止まるときやチップを渡すときの言い方なども知っておくといいですね。

まずは行き先の告げ方です。

Can you take me to the Carlton Hotel?
(キャニューテイクミトゥザカールトンホテル/カールトンホテルをお願いします)

もちろん、The Carlton Hotel, please.だけでもいいのですが、簡単な言い方に頼っているとだんだん"○○ちょうだいプリーズ""○○したいのプリーズ"というぶっきらぼうな話し方に染まってしまいがちなので、私は面倒でもあえてCan you take me~?と言うことにしています。

目的地に着いたときは、こう言います。

Here's fine.
(ヒアズファイン/ここでいいです)

このほかにも、In front of ~(~の前)とかAt the corner of~(~の角)とか言えるようになるといいのですが、外国で、しかも英語でこれをするのちょっとキビシイかもしれません。「この辺で降りたいな」と思ったところでHere's fine.と言うのがベスト。

国によっては、ドライバーにチップを渡す必要があります。

Keep the change.
(キープザチェインヂ/おつりは取っておいてください)

タクシーのチップっていくらあげればいいのか、考えると面倒ですよね。そんなときに便利なのがこの言い方。おつりを取っておいてもらうのではなく、改めて小銭を渡すときはHere.(ヒア)とかHere you are.(ヒアユア)って言えばいいんですが、日本の人って、「どうぞ」とか「どうも」に相当する言い方にこだわりすぎかも。英語圏では実際には、無言でさっと渡してさっと行っちゃう人も多いようです。
 

タクシーで行き先を英語で告げる英会話例

【行き先を告げてみよう】
あなた:Can you take me to the Fifth Avenue Theater?
(キャニューテイクミトゥザフィフスアヴェニュースィアタ/五番街シアターをお願いします)
運転手:All right.
(オールライト/了解しました)

<劇場の看板を見て>
あなた:Here's fine.(ヒアズファイン/ここでいいです)
運転手:OK.(オウケイ/はい)

【チップを渡してみよう】
運転手:Here we are.(ヒアウィア/着きましたよ)
私:OK. How much?(オウケイ。ハウマチ/はい、いくらですか?)
運転手:Five fifty.(ファイヴフィフティ/5ドル50セントです)
私:Here.Keep the change.(キープザチェインヂ/はい。おつりは取っておいてください)
※7ドルくらい渡してこう言うといいですね。
 

タクシーでチップは払う?払わない?払うタイミングや相場は?

アメリカあたりでは「タクシーでチップを払わないなんて、とんでもないマナー違反です!」なんて言われるのでビビってしまいますが、アジアの国々ではあんまり気にしないし、オーストラリアでも不要なようです。

「その国の事情に合わせなきゃ」と、せっせとガイドブックを読んでいるのは日本人くらいで(笑)、アメリカ人はチップをあげる習慣が身についているせいか、どこへ行っても払うという流儀を貫いていたりするようです。

アメリカのタクシーのチップの相場は料金の15パーセントなどと言われますが「では5ドルなら75セント?」ということはなく、最低1ドルくらいから、切りのいいところで払うといいですね。

チップとともに永遠のテーマとなっているのが、降りる前に払うか、降りてから払うか。ロンドンのタクシーは客側のマナーが決まっていて「降りてから払う」のがお約束なのだとか。でも、乗り逃げが気になるので、当然降りる前に払ってほしいと思う国もあるでしょう。

ひとつ言えるのは、トランクに荷物がある場合は、降りて受け取ってから払う。トランクに荷物があるうちは乗り逃げの心配はないし、客側も「お金払って降りたら荷物ごと出ちゃった」なんていうメにあうことがないからです。海外旅行ではタクシーひとつでこんなにいろいろ考えないといけないなんて、やっぱり日本が特別平和なんですね。

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