タクシーで行き先を英語で告げるフレーズ
トラブルを防ぐためにも、流しのタクシーには注意しましょう!
まずは行き先の告げ方です。
Can you take me to the Carlton Hotel?
(キャニューテイクミトゥザカールトンホテル/カールトンホテルをお願いします)
もちろん、The Carlton Hotel, please.だけでもいいのですが、簡単な言い方に頼っているとだんだん"○○ちょうだいプリーズ""○○したいのプリーズ"というぶっきらぼうな話し方に染まってしまいがちなので、私は面倒でもあえてCan you take me~?と言うことにしています。
目的地に着いたときは、こう言います。
Here's fine.
(ヒアズファイン/ここでいいです)
このほかにも、In front of ~(~の前)とかAt the corner of~(~の角)とか言えるようになるといいのですが、外国で、しかも英語でこれをするのちょっとキビシイかもしれません。「この辺で降りたいな」と思ったところでHere's fine.と言うのがベスト。
国によっては、ドライバーにチップを渡す必要があります。
Keep the change.
(キープザチェインヂ/おつりは取っておいてください)
タクシーのチップっていくらあげればいいのか、考えると面倒ですよね。そんなときに便利なのがこの言い方。おつりを取っておいてもらうのではなく、改めて小銭を渡すときはHere.(ヒア)とかHere you are.(ヒアユア)って言えばいいんですが、日本の人って、「どうぞ」とか「どうも」に相当する言い方にこだわりすぎかも。英語圏では実際には、無言でさっと渡してさっと行っちゃう人も多いようです。
タクシーで行き先を英語で告げる英会話例
【行き先を告げてみよう】あなた:Can you take me to the Fifth Avenue Theater?
(キャニューテイクミトゥザフィフスアヴェニュースィアタ/五番街シアターをお願いします)
運転手:All right.
(オールライト/了解しました)
<劇場の看板を見て>
あなた:Here's fine.(ヒアズファイン/ここでいいです)
運転手:OK.(オウケイ/はい)
【チップを渡してみよう】
運転手:Here we are.(ヒアウィア/着きましたよ)
私:OK. How much?(オウケイ。ハウマチ/はい、いくらですか?)
運転手:Five fifty.(ファイヴフィフティ/5ドル50セントです)
私:Here.Keep the change.(キープザチェインヂ/はい。おつりは取っておいてください)
※7ドルくらい渡してこう言うといいですね。
タクシーでチップは払う?払わない?払うタイミングや相場は?
アメリカあたりでは「タクシーでチップを払わないなんて、とんでもないマナー違反です!」なんて言われるのでビビってしまいますが、アジアの国々ではあんまり気にしないし、オーストラリアでも不要なようです。「その国の事情に合わせなきゃ」と、せっせとガイドブックを読んでいるのは日本人くらいで(笑)、アメリカ人はチップをあげる習慣が身についているせいか、どこへ行っても払うという流儀を貫いていたりするようです。
アメリカのタクシーのチップの相場は料金の15パーセントなどと言われますが「では5ドルなら75セント?」ということはなく、最低1ドルくらいから、切りのいいところで払うといいですね。
チップとともに永遠のテーマとなっているのが、降りる前に払うか、降りてから払うか。ロンドンのタクシーは客側のマナーが決まっていて「降りてから払う」のがお約束なのだとか。でも、乗り逃げが気になるので、当然降りる前に払ってほしいと思う国もあるでしょう。
ひとつ言えるのは、トランクに荷物がある場合は、降りて受け取ってから払う。トランクに荷物があるうちは乗り逃げの心配はないし、客側も「お金払って降りたら荷物ごと出ちゃった」なんていうメにあうことがないからです。海外旅行ではタクシーひとつでこんなにいろいろ考えないといけないなんて、やっぱり日本が特別平和なんですね。
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