フランス/フランスのグルメ・ワイン・レストラン

フランスワイン(2ページ目)

世界最大のワイン大国であるフランス。生産地、ぶどうの種類、年代などにより無数の味が存在するフランスワインの奥深さは、やはり現地で味わってみたい。レストランでワインを楽しんだり、お店で買ったり、あるいはワイナリーを巡ったり……色々な楽しみ方ができるワインを、本場フランスで心ゆくまで堪能して下さい。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

ワインの価格

フランスと日本での価格差はワインによってさまざま

フランスと日本での価格差はワインによってさまざま

ワインはフランスで買った方がお得……そんな印象がありますが、最近ではそうとも言い切れないようです。実際は、日本のネットショッピングでの販売価格に比べ9割安~同額というのが平均的。日本で買った方が安かったりする場合もあるので、値段をある程度調べて行くことをおすすめします。

ですが実際は、同じメーカーで同じ年代のものでも保存状態によって味が違い、そして値段も違って来るのがワインの特徴でもあります。額面だけで判断するのではなく、保存状態も確かめた上での価格の見極めが大切です。

フランスの代表的なワイン

料理に合わせて選ぶとより美味しく味わえるのがワイン©CIVP and F.Millo

料理に合わせて選ぶとより美味しく味わえるのがワイン©CIVP and F.Millo

ワインを色で分類すると、大きく分けて赤、白、ロゼ(ピンク)の3つになります。更に白の中には発泡性のワインであるシャンパンや、甘みの強い黄色ワインなども含まれます。ぶどうの種類や製法により、それぞれの色のワインが作られていますが、ロワールは白、プロヴァンスはロゼといったように、土地によりよく作られている色というのがあります。ちなみに色ごとに適した温度があり、一般的に赤は常温で、白やロゼは冷やして飲むと美味しいといわれています。

フランスの代表的なワイン産地

フランス最大のワイン生産地ボルドーのぶどう畑©Comite? Re?gional de Tourisme d'Aquitaine

フランス最大のワイン生産地ボルドーのぶどう畑©Comite Regional de Tourisme d'Aquitaine

シャンパンという呼称はシャンパーニュ地方生産のワインにのみ許されている

シャンパンという呼称はシャンパーニュ地方生産のワインにのみ許されている

諸説は様々ですが、フランスでは主に12の生産地方があり、アルザス、ボジョレー、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、コルス(コルシカ)、ジュラ・サヴォワ、ラングドック・ルシヨン、プロヴァンス、南西、ロワール、ローヌといった地方が挙げられます。

中でもボルドーは世界最大のワイン生産地方として名高く、畑面積113000haは世界一! ここで作られている特級ワイン(グラン・クリュ)はシャトー・マルゴーやシャトー・ラトゥールなど、ワインに詳しくない人でも一度は耳にしたことのある超有名ワインも含まれています。

ブルゴーニュもボルドーに次ぐ生産地方で、高額で取引され世界一有名なワインといわれているロマネ・コンティは、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区にあるヴォーヌ・ロマネ村で作られています。

その他高級発泡性ワイン、シャンパンの生産地方シャンパーニュやボジョレ・ヌーボーの生産地方ボジョレー、ロゼの名産地として有名なプロヴァンスなど、それぞれの地方の特色となるワインが存在しています。 
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