「低炭水化物ダイエット」とは? やり方は?
ご飯やパンを控えるダイエット
>>もっと詳しい実践方法は、低炭水化物ダイエットの実践方法へ!
低炭水化物ダイエットをやった人の口コミや効果は?
スッキリ
その反面、「ダイエット中はイライラした」「頭がボーっとした」「反動で暴飲暴食しリバウンドした」といった声が多かったのも事実です。
そこで今回は、「低炭水化物ダイエット」についての正しい痩せ理論を詳しく解説していきます。リバウンドを起こさず、健康的なダイエットを実践するためにも、正確な知識を身に付けておきましょう!
アトキンス式低炭水化物ダイエットやロカボの痩せ理論
炭水化物は少なめ
まず、アトキンス式低炭水化物ダイエットを例に挙げて紹介します。
通常1日に摂取する炭水化物の量200~300gを、20~40gへと極端に減らし、糖分の代わりに脂肪がエネルギーとして使われる状態にすることで、肥満になりにくくするというのが簡単な痩せ理論で、上記すべてに共通しています。
では、そのメカニズムをさらに詳しく解説していきたいと思います。
炭水化物、血糖値上昇、脂肪の関係とメカニズム
「低炭水化物ダイエット」の正しい痩せ理論とは!?パスタ
炭水化物が短時間で体に吸収されると血糖値が急激に上がり、それによって血糖値を下げるためのインシュリンというホルモンが分泌されます。このインシュリンは血中の糖分を細胞の中に脂肪として取り込むことによって血糖値を下げようとするので、炭水化物を取りすぎると脂肪が付きやすいく、太りやすくなるということに。
一方、炭水化物に比べてタンパク質や脂質は消化に時間がかかるので、血糖値も上がりにくくインシュリンの分泌も緩やかです。
炭水化物を極力減らしたり取らない場合、すい臓から「グルカゴン」というホルモンが分泌され、そのグルカゴンが余分な脂肪を分解し、エネルギーとして使ってくれるのです。
結果、脂肪を分解&燃焼し続ける炭水化物不足の体は、基礎代謝がいつもより高くなることでダイエット効率がアップし、体脂肪を燃焼しやすい状態になるというのが「低炭水化物ダイエット」の痩せ理論です。
「低炭水化物ダイエット」の問題点やデメリットを理解しよう
「低炭水化物ダイエット」に危険性やデメリットはないの? と疑問に思う方も多いでしょう。その問題点も十分に理解しておきましょう。・体脂肪を燃焼させエネルギーとして使う際には、代謝産物としてケトン体が増加します(※「ケトーシスの状態(軽い飢餓状態)」)。これによりイライラ、ひどい場合には不整脈などが生じることもあるので、こまめに水分を摂取し体外へ尿として排出することが大事です。
・ケトン体が招く「ダイエット臭」の原因と対策はこちら>>
・炭水化物(=糖質)は脳の唯一無二の栄養素であるため、糖質を極端にカットすることで脳の働きが鈍くなったり、肝臓での糖づくりが繰り返し行われるために、肝臓に大きな負担を与えるともいわれています。
・体内のPHバランスが崩れて血液が酸性に傾きます。すると呼吸が激しくなったり、悪化した場合は失神や昏睡等を引き起こすことがあります。
・炭水化物をカットして肉を食べることは、コルステロール値が高い人や、日本人には体質的に不向きで、動脈硬化を促進する場合があります。
低炭水化物ダイエットのストレスは?
やっぱり無性に食べたくなる……!
低炭水化物ダイエット中でも食べてもいい炭水化物やおやつ
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いかがでしたか?以上をしっかり把握したうえで、低炭水化物ダイエットの実践しましょう。