配布するアイテムを作る
サイトでアイテムを配布するわけですから、作れないのでは運営できません。作れる方と共同運営なら良いですが、ほとんどの場合は自分ひとりでサイト運営を始めるかと思いますので、自分で挑戦できるテーマを選びましょう。何も作れない、と思うかもしれませんが、やってみればできるものです。WEB素材配布サイトを作りたいけれど画像が作れないという方は、作れるように練習をしてみてください。専用画像ソフトがなくても、ペイントでも良いですし、ある程度使い勝手の良いソフトが無料で手に入れられることもありますので探してみるのも良いでしょう。
例えばペイントで、画面拡大をしながら、1ドットずつクリックで描いていくこともできます。写真であればカメラと少しの編集で画像が作成できます。
練習で作ったものもある程度の質が確保できていれば、サイトにアップして配布しても良いのです。無料とはいえ質の高いものを求める方も多いですが、神経質になる必要はありません。そして、意外と練習で作ったようなシンプルな画像も人気が出たりしますから、何でもかんでもゴミ箱に放り込むようなもったいないことはしないでください。量が多いというのは利点にもなるのです。
もっと作れるようになってからサイトを作ろうと思っていると、なかなかやる気が起きず、結局途中でやめてしまうかもしれません。サイトを公開していれば、次に何をアップしようかと考えながらどんどん実力を上げることができるでしょう。そして、少しずつファンも増えていくに違いありません。
中途半端なサイトはダメ
無料配布サイトは山のようにあり、そのありがたみも薄れている今、中途半端な無料配布サイトは無料だからと言ってもファンを集めることはできません。無料配布のアイテムにも質が求められるのです。何で勝負するかをきめて作りこみましょう。 |
例えば、写真であれば、ピントがずれていたり、全体的に暗い写真等は無料配布してもあまり喜ばれません。なぜなら、美しい、プロ並み(実際にプロカメラマンが撮影した無料素材もあります)の写真が他のサイトでたくさん公開されているからです。となると、写真素材配布でサイトをヒットさせるのは難しいように思えますが、写真を欲しがる人は非常に多いのでやってみる価値はあります。
プログラム素材配布でも、ただ機能するだけのプログラムでは好まれません。無料であってもメールフォームにはセキュリティ、掲示板には多機能など、高性能なプログラムを好む人が増えています。また、高機能なプログラムを無料配布するサイトも数多くあります。
中途半端な無料配布サイトではなかなかファンはつかないということは想像できるかと思います。勝ち抜くためにはオリジナリティや質の良さ等、勝負できるものを見つけて作りこんでいく必要があります。無料配布サイトは訪問者が「自分に合う」と感じてくれればブックマークしてくれる可能性の高いジャンルなので、良いものを提供していけば必ずファンは増えてくるはずです。
インターネットはなぜここまでに無料配布が当たり前になってしまったのか考えてしまいますが、現状では多種類のアイテムが無料で手に入れられる世界です。もちろん無料ではなく有料で販売するサイトもあり、売り手が登録することで販売できるサイトもあります。腕が上がってきたらそれらのサイトに登録し、販売にチャレンジするのも面白いですね。