1×4材で棚をDIYしよう! 作り方を解説
高さ600、幅490、奥行き200mmの棚
DIYの棚の作り方……用意するもの

材料は1×4材(19mm×89mm×1820mm)
側板:4枚(600mm)
棚:6枚(450mm)
棚受け:6枚(43mm×150mm)
※1×4材を縦半分にカット
背板:3枚(490mm)
上から600、490、450、43×150mm
■道具
- ドライバー(+2番)
最初に道具、材料をそろえておくと制作がスムーズです
- キリ
- ネジ(細ビス)3.3mm×30mm使用
- 木工用接着剤
- 定規
- 紙やすり(180番)
1×4材でできる! 収納棚の作り方
棚受けの取り付け
1:棚受けの位置決め
側板(がわいた)に棚受けを取り付けます。1番上は棚と側板の高さがピッタリになるように組み立てるので、板の厚み分あけた位置に取り付けます。
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ネジのミゾからドライバーがはずれないよう上からしっかり押しつけながら回します
棚受けの幅の真ん中で両端から2cmのところに、キリでしっかり下穴をあけます。側板と側板の間に木工用接着剤を塗り、2枚の板を貼り合わせます。棚受けと側板の間にも木工用接着剤を塗り、ドライバーでネジをとめます。電動ドリルドライバーがあると短時間で作業できて便利ですが、釘で組み立ててもOKです。

側板と側板の間(赤いラインのところ
2の手順をくり返し、同じものを2つ制作します。棚受けの高さが一緒になるように組み立ててください。手順2で、忘れずに側板と側板の間にも木工用接着剤を塗りましょう。

しっかり下穴をあけてネジをとめましょう
棚と棚の間に木工用接着剤を塗り、2枚の板を貼り合わせます。そして棚と棚受けが接するところにも木工用接着剤を塗り、側板の外側からネジをとめます。

側板、棚板にネジをとめましょう
背板(せいた)を取り付けます。側板と棚板にかかるように背板を接着します。そして背板から側板へ左右2か所ずつ、棚板へ真ん中1か所ずつ、ネジでとめます。
木片は手の大きさにあったものが使いやすいです
最後に180番の紙やすりをかけて、角をなめらかに仕上げましょう。角をもっと丸くしたい場合は120番の粗めの紙やすりを使います。紙やすりを木片に巻くと使いやすくなります。
完成した棚はアイデア次第でもっと素敵に
およそ2時間ほどで出来上がります。
もっと大きなサイズの棚を制作する場合でも、この作り方が基本となります。今回は全て1×4材で制作しましたが、材料を変えてもOKです。例えば背板にはもっと薄いベニヤ板を貼ってもいいでしょう。色を塗ったり、絵を描いたりするなど、アイデア次第で素敵な棚に仕上がります。ぜひ自分好みのオリジナル棚制作を楽しんでください。
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