木箱の作り方はDIYの基本!
DIYの基本である、木箱・ウッドボックスの作り方を解説します。木箱・ウッドボックスは、収納や飾り棚など、いろいろなもののDIYに活用できます。DIYや日曜大工の初心者にもわかりやすいように、寸法の出し方、展開図の描き方、材料の選び方から具体的な作り方まで、丁寧に説明します。
DIYでの木箱・ウッドボックス作りの基本を理解して、自分で好きなサイズ、便利なサイズに手作りしてみましょう。【INDEX】
木箱・ウッドボックスの作り方(準備):寸法出しをする
DIYで木箱・ウッドボックスを作るときに大事なのが、寸法です。まず最初にどんなサイズで作りたいか考えてみましょう。■置きたい場所を測る
収納スペースが限られているところに置く場合は、その箱が収まるサイズを測りましょう。箱の外側の寸法が決まります。
■収納したいものを測る
入れたいものがある場合はその物の大きさを測りましょう。例えば本や瓶や小物など入れたいものの高さを測ります。これで箱の内側の寸法が決まります。

上下、左右は同じ板の長さです
木箱・ウッドボックスの作り方(準備):展開図を描く

箱を開いて上から見た図です
木箱・ウッドボックスの作り方(準備):材料を選ぶ
上から1×4材、1×6材、1×8材
値段も手頃で扱いやすいのは1×材(ワンバイ材)や杉などの材料です。1×材(ワンバイ材)は板の厚みが19mm、幅は89mm(1×4)、140mm(1×6)、180mm(1×8)、230mm(1×10)、280mm(1×12)とあるので、ある程度の大きさの箱を作るときにはおすすめです。
ホームセンターではカットサービス(有料)があるので、材料が決まったらカットもお願いしましょう。真っすぐカットしてくれるので、組み立てがとっても楽になります(ガイド記事「ホームセンターのサービスを活用しよう」もご覧ください)。
それでは、次の項目から具体的な箱の作り方をご説明します!
木箱・ウッドボックスの作り方:手順
今回は内側の寸法が200mmの正方形の箱を作ります。
板の厚みを考えて寸法を出しましょう
- 横の板(側板)200mmを2枚
- 天板と底板は板の厚み(19mm)2枚分を足し、寸法200mm+38mm=238mmを2枚
- 背板は板の厚み(4mm)のシナベニヤ238mm×238mm

すぐには乾かないので、丁寧に塗りましょう
ずれないようにしっかりとテープでとめます
ネジの長さは板厚の2倍くらいを目安にしてください
箱の幅がある場合は真ん中の位置にもネジをとめましょう。

板が薄いのでネジの入れ過ぎに気をつけます
角も少し丸く仕上げると触り心地がよくなります
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