◆埼玉・・・・・【横田酒造】
実は酒処の埼玉。行田市で200年の歴史を誇るお蔵。東京「日本橋」での修行時代を忘れずと命名された「日本橋」シリーズは、清らかで柔らかい辛口。
シーフードとシャリシャリ大根のサラダに。


◆埼玉・・・・・・【釜屋】

埼玉北部「騎西」で創業260年の歴史蔵。「力士」の銘柄で知られる。ここの生もとは、たっぷりの酸味が印象的なタイプ。お燗もいい。
海老やサーモンのグランタンとか、ばっちり!


◆東京・・・・・【豊島屋本店】

江戸時代よりつづく、正真正銘東京江戸を代表する日本酒蔵。生まれはなんと「神田」である。メインアイテムの「金婚」は、しっかりコクのある飲みごたえあるタイプ。お燗もいい。
ここはマグロの漬けで、イナセに決めよう。

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豊島屋本店の本みりん。このまま飲んでもおいしい。品のいい嫌味のない甘味と旨味に、すっきりとした後味。
高級料亭でも使用されているのだとか。


◆東京・・・・・【田村酒造場】


いまだ自然が残る、東京福生、玉川上水。文化文政の時代からのお蔵。清らかな水から造られるとおり、柔らかく滑らかで品のいいコクが楽しめるタイプ。
ふうわりと焼けたアナゴの白焼きと。


◆東京・伊豆七島・・・【八丈興発】【神津島酒造】【青ヶ島酒造】
忘れるなかれ、伊豆七島も東京。実は、芋焼酎、麦焼酎のメッカなのである。神津島からは滑らかで癖のない、それでいて味わい深い「盛若」。青ヶ島からは、幻の芋焼酎と異名を取るしっかりコクと甘い風味が漂う「あおちゅう」。

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「沖で見たときゃ鬼島とみたが、きてみりゃ八丈は情け嶋」の詩どおり、情の厚い島、八丈島で造られる麦焼酎「麦冠」。
香ばしい!うまい!驚いた!



◆埼玉・川越・地ビール・・・・・【COEDOビール】


小京都ならぬ小江戸として知られる、埼玉川越。いまや全国に、いや、世界に飛び立とうとしているのが、川越の地ビールCOEDOビールだ。

すっきりタイプ=Ruri、コクのタイプの=Kyara、フルーティーな白ビール=Shiro、川越名物サツマイモから作られる=Beniaka、なぜか香ばしいお醤油やお豆のように感じる黒ビール=Shikkokuの5種。
オリジナリティーあふれる黒が、今回、トモダおすすめ。



イベントでは、関東各地の郷土料理もずらり揃った。

伊豆七島のトビウオから作ったさつまあげ。

美しい酒器の販売も。中には20万円クラスのものが3000円で!

案外知らない関東の郷土料理。お酒が何倍もおいしくなる。


関東のお酒の試飲イベントは、あるようでなかった。ほかの名酒産地のように日本酒のイメージが少ないだけに、残念なことにあまり飲まれていない。寿司やそば、うなぎ、天麩羅など、江戸料理の料飲店はたくさんあるのに、関東のお酒は知られていない。まったく、残念なこと。

これからも、関東周辺の美酒をご紹介していく予定。お楽しみに。




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