日本酒/日本酒関連情報

「日本酒フェア2007」開催

日本酒きき酒イベントリポートの第1弾。日本酒造組合中央会と酒類総合研究所が主催する日本酒の一大イベント「日本酒フェア2007」が6月7日、池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマートにて開催された。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

大行列の人気「入賞酒の公開きき酒」

「日本酒造組合中央会」「酒類総合研究所」が主催する日本酒の一大イベント「日本酒フェア2007」が6月7日、池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマートにて開催された。





全国の酒造組合が出展し、そこで各県おすすめの銘柄を飲めるのがお楽しみではあるが、なんと言っても大きな目玉は「平成18年酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒」であろう。

鑑評会の入賞酒500点を一気に味わいえるというのが、この公開きき酒。基本的にはプロの方しか体験できなかった入賞酒のきき酒が、誰でもできるというのだから、そりゃ、日本酒好きなら、なんとしても行かねばならぬ!であろう。ちなみに前売り券は3,000円。当日券が3,500円。私もちゃんと買いましたよ~。


なんとか、金賞受賞酒を数種きき酒したが・・・


1時間前からの行列。期待は高まる。
しか~ししかし、会場に着いてびっくり仰天。すごい行列である。なんでも開場1時間前から長蛇の列だとか・・・。おまけに、会場の中に入っても列が続き、きき酒テーブルに行き着くまでさらに30分かかるという話。も、ものすごい人気!!! やはりみなさん入賞酒のお味には興味があるんですねぇ~。

リポート魂炸裂のワタクシ友田でございますので、並びましたよ、はい、並びました。で、きき酒テーブルに近づくにつれ、行列の理由がわかった。


この小さなかわいいお猪口が配られ、これであれこれきき酒をする。
ずらり並んだ各県の入賞酒、やはり、一つ一つゆっくり味わって確認したいのが人情。一口含んで、ふむふむ、なるほど、くちゅくちゅ、ゴクリ(吐き出す人もあり)・・・なぁんてやっていると、これ、なかなか先に進まないんですねぇ。

リポート魂炸裂のワタクシではあるが、さすがに並び疲れてめまいがしはじめたころ、やっと最初の中国・四国地区のテーブルに案内された(案内係に従わないといけない)。なんとか数種類の金賞酒のきき酒をしたところで、とうとう意識不明に・・・(←うそ)。


日本酒で乾杯!がコンセプト。日本人なら日本酒で乾杯しよう! しかしこの時期ビールも捨てがたいぃ・・・
なさけないことに、数種のきき酒のみで体力の限界を感じ、リポートをあきらめ(←はやっ)、会場を後にしたのであった。

かろうじて、九州・中国・四国地方の金賞酒を数種きき酒した感想としては、「どのお酒も、華やかできれいな吟醸香。つやとなめらかさがあり雑味のない味わい。上品な余韻」です、はい。どのお酒もこれです、はい。たぶんこのあとに並んでいる金賞酒も同じ味わいでしょう。・・・だって入賞酒だもの。金賞酒だもの。似たり寄ったり・・・なんですねぇ、正直なところ。


会場内に入ってもまだまだ列。バッグなどは預けないと入れてもらえません。厳しい。別にボトルなど持って帰らないっつうの。ま、身軽にきき酒出来るのはありがたいですが。




やっと九州・中国・四国テーブルが近づいてきた。ぜいぜい・・・。息が荒い。




テーブルには入賞酒がずらり。これをひとつずつきき酒すると、時間がかかります。





この先に、九州、甲信北陸、近畿、関東、北海道・東北テーブルが続く。遠~いわぁ~~。




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