80年熟成日本酒は和歌山で発見!

今年20周年を迎える長期熟成酒研究会が『80年熟成の日本酒』を公開した。
今は止業している和歌山県最古の蔵、帯庄(おびしょう)酒造にあったもので、昭和2年の雑誌に掲載されているところから、製造は昭和元年とみられている。

商品名は『スヰートピー』
なんともこのハイカラなネーミングは、実は輸出向けに製造されたためなのだとか。日本酒らしからぬボトルやラベルも、いわれてみればなるほどとわかる。また、アル添技術がなかったこの頃、中身は麹をたっぷり使った純米酒だという。さあ、そのお味は一体・・・。



納豆のような(!)わらづとも印象的。

なかなか開かないっ

貴重な開封の瞬間に立ち会った。
深い琥珀色になった液体が入るボトルはわらづとに包まれ、一見、アールヌーヴォーかと思われるほど凝ったイラストのラベルが、厳かに登場する。

ボトルにはたっぷりと滓があり、そのうえ、コルク栓が打ち込まれているので、開ける人は大変そうであった。
静かに静かに・・・おおーっと揺らすなーっ、ゆっくりゆっくり・・・そう、ゆっくりと開封・・・・・・と、、、開かない。

この日は3本開栓された。箱もレトロで風情がある。(=左)
滓を確認。赤ワインのような色合いになっている。(=右)
80年の歳月でコルク栓がくっついてしまっているようだ。

むむむむ・・・こんなときこそソムリエの出番なんだけどな~。華やかさも倍増だろうし、もっとスマートに開けられるだろうになあ・・・。私だって数十年の熟成でくっついてしまったワインやヴィンテージポートを開けたことがあるぞ。・・・などど考えていたらなんとか開封成功。ほっ。